木_森

起源について


こんにちは 猩猩以前です。

僕が小学生のころ、友人に比べれば少ないほうでしたが、多くのゲームカセットを持っていました。
その中でも、とあるゲームがお気に入りでして。

ポケットモンスターをご存じだろうか。

さすがにやったことがなくてもその存在くらいは知っていますよね。

あのポケモンという不思議な生物の多くは、それぞれ固有のレベルに達すると進化をし、別の姿形に変化します。

あれって、進化というよりは変態なんですよね。変態といっても法に触れるほうではなく、イモ虫から蝶々になるというような形態の変化のほうです。
おそらく大人の事情で進化という表現になったのかと。

では進化とは何か。
簡単に言えば、突然変異自然淘汰によって、種全体が変化することです。

一般的にヒトはサルから進化したと言われていますが、ポケモン的な進化のように、ある日突然、木の上にいるサルが光に包まれて人間になるなんてことはないのです。

そして、ヒトはサルから進化したというのも少し語弊がある
正確にいうのであれば、サル人間みたいな昔の生物から、ヒトとサルに分岐したのだ。ではヒトサルの分岐はどこにあったのか。

多く言われているのが火の使用森からの進出だ。

僕はここから人類誕生の流れを想像した。


木の実の少ないA森木の実の多いB森があったとしよう。
そこにはサル人間が住んでいた。
A森のサル人間たちは木の実が無くなり、草原へと狩りに出る
B森のサル人間たちは木の実があるので、木の実を採って暮らす

ここで自然淘汰が起こる。

まず、A森出身のサル人間たちは面構えが違う。獲物を狩る攻撃手段、草原にいる多くの敵から身を守る防御手段獲得できる知能を持った者たちが生き残る。
一方、B森ではより素早く、より高い木に登り、より多くの木の実を食べることのできる者たちが生き残る。

そして現在。

先祖がA森出身で、歩き回り考え道具を作ることが得意な身体を持ったことで生き残ることのできたサル人間がヒトとなった。
先祖がB森出身で、木を渡り噛み森の中で生きるため強い腕力を持ったことで生き残ることのできたサル人間がサルとなった。

都市伝説ではこのような自然淘汰による進化を否定するものもある。確かに、現在の我々人類の高度な技術力サルとのギャップには違和感がある。
さらにミッシングリンクといって、サル人間とヒトとの間には何世代もの自然淘汰的な変化があるはずだが、その痕跡が発見されていないというものがある。

そこから想像されるものとして最も有力なものが、宇宙人の介入である。
現在、人類は遺伝子操作により、新たな遺伝子を持った生命を生み出している。これと同様に、過去の地球において、宇宙人あるいは旧人類により、一部のサル人間が遺伝子操作され、高い知能と、ヒトの体を獲得したとするものだ。

ではなぜ人類を作ったのか。その時期はいつなのか。
人類の誕生は700万年前といわれているが。

そしてもう一つ

生物は一つの細胞から分岐進化を繰り返し、現在500~3000万種の生物が存在している。

では最初の生物から人類までの分岐の過程を見て、果たして我々人類はどの段階でを獲得したのだろうか。

魂の起源はどこなのだろうか。


猩猩以前 (@BeforeOrangutan)
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