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妻がくも膜下出血後遺症(下肢麻痺、高次脳機能障害、続発する気分障害etc)と闘っていま…

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妻がくも膜下出血後遺症(下肢麻痺、高次脳機能障害、続発する気分障害etc)と闘っています。同じ境遇の方や専門の方(自分自身も医療従事者ですが全く専門外)と情報共有したいと思います。名前はシュークリーム屋とは無関係です(ただのビール好き)

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  • 高次脳機能障害・後遺症

    高次脳機能障害について徒然と書き留めたり、気になった記事をまとめたり。

  • 医療ニュースなど

    自身が気になった医療ニュースをまとめたり、それに対する意見などを書き留めたり。

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自己紹介

初めまして、ビアードパパです。 といっても、シュークリーム屋さん(beardpapa)とは全く関係はありません。ビール漬けのお父さん(beeredpapa)という意味です。 今回ブログを書き始めようと思ったきっかけは、家族(妻)のくも膜下出血です。 もともと医療従事者ではありますが、脳血管疾患やリハビリテーションとは全く無縁でした。 妻のくも膜下出血発症後もひたすらあたふたするばかりで、急性期、回復期、そして退院後もなかなか本人の望むような寄り添い方ができずにいます。無駄なと

    • 生存報告

      数ヶ月おざなりになっているので、 一応生存報告はしておきます。 妻も次から次に辛いことがやってきて苦しんでいますが、その中でもその時その時の調子に合わせて頑張っています。 更新頻度は低いかもしれませんがまたよろしくお願いします。 元々文才もないし、ツイッター(X)の方が向いてるのかな??

      • わかってあげられない辛さ

        圧倒的な共感力不足  そもそも後遺症当事者の苦しみを「わかって『あげる』」という事自体が驕りなのかもしれない。「あげる」って何様よ、って言われたら、そのとおりだ。  でもやはり、辛そうな表情や動きをみていると、心配にもなるし、力にもなりたくなる。  自分がダメだなと思うのは、そういうとき、「そっか、つらいよね」と共感することよりも先に、「つらいならこうしてみたらどうかな」とか「これが原因でつらいのかもしれないね」とか、原因や解決方法をまず考えようとしてしまうこと。  これは

        • 脳卒中=生活習慣の乱れではない

          [生活習慣病とは?] 生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中は、生活習慣病に含まれます。 (厚生労働省 e-ヘルスネットHP https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-001.html から引用) 厚労省がこう書いている如く、がん、心臓病、脳卒中は「生活習慣病」と呼ばれる。

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        記事

          論文が管理できない!

          いつもの話とは全然違うけど。 仕事柄いろんな論文をDLしたり、abstractだけプリントアウトしたりすることがある。 ただ昔と違って記憶力がヤバくなってきてるので、半年前に読んだ論文とかを忘れちゃう事がある。 こないだも1年近く前にDLした論文をまたDLし、しかもプリントアウトしてしまった。うーむ情けない。 論文管理ソフトを使う手もある。そういえば昔はEndnoteにお世話になった。 だが、これからも論文を執筆し続けるのであればある意味必須アイテムではあるが、特にそういう

          論文が管理できない!

          書籍情報:高次脳機能障害のリハビリがわかる本

          アマゾンで高次脳障害の本を探していて見つけました。 高次脳関係では有名な、はしもとクリニック経堂の橋本先生が監修された本。 非常に読みやすく、妻もわかりやすいと言ってくれています。 こういう本が沢山出てくれるといいなあ。

          書籍情報:高次脳機能障害のリハビリがわかる本

          後遺症に対する患者と医療従事者の意識の乖離

          辛い痛み・しびれ感 妻は最近左上下肢の痛み、しびれ感に悩まされている。 発症直後には左下肢の不全麻痺(動きにくさ)がみられたが、感覚障害については判然としなかったようだ。ただ、本人曰く「薄皮一枚貼ったような」違和感はついて回っていたらしい。だが回復期リハ入院中にその話をPTに話しても、あまり重要視されなかった。 病気(くも膜下出血)の重さと比べて、相対的に小さな問題だと思われたのかもしれない。 医療従事者目線で言えば、一般に運動障害に比べ、感覚障害は(特に軽度の場合)なかな

          後遺症に対する患者と医療従事者の意識の乖離