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『Beep』の系譜~「Beep」の名を冠する雑誌たち Vol.1

【Beepの系譜①】『Beep』編【1】 (1985年1月号~1985年12月号)

『Beep21』のルーツは
総合ゲーム誌『Beep』にあります。
当時の『Beep』はどんな雑誌だったのか?
については過去に書籍で『Beep復刻版』が
2004年3月に発刊されていますが、こちらは
今は入手するのに少々ハードルがあるので
このページで、みなさんと過去の『Beep』の
各号を順に振り返っていきたいと思います。
※公式Twitterのツイートは、こちらの記事で
当時のエピソードも追記しながらまとめていきます

また、『Beep』の名を冠した
セガハード専門誌『BEEP!メガドライブ』
についても同じように順に振り返っていきます。

▼【New!】2年目のバックナンバー振り返りはこちらから!

こちらのページを見ていれば
『Beep』の名を冠した雑誌の
バックナンバーをみなさんの思い出とともに
コンプリートしていこうと思っています。

この号にはすごく思い出がある!という方は
ぜひBeep21のTwitterのツイートに
リプでコメントしていってください。

当時の思い出をみなさんと一緒に
楽しんでいければと思います。

ちなみに『Beep』以降の系譜の
セガハード専門誌時代(『BEEP!メガドライブ』
『セガサターンマガジン』『ドリームキャスト
マガジン』の三世代)については
セガハードヒストリアでもまとめて
読むことができますのであわせてぜひどうぞ。

「Beep」の系譜の続きは
Webマガジンとして奇跡の復活をした
『Beep21』でぜひお楽しみください。

※『Beep21』が初めてという方は、こちらの『Beep21』2021〜2022年分 超全部入りお得パックがオススメです!(※ご購入いただくと2021〜2022年に刊行された創刊1号・2号・3号・メガドライブミニ2臨時増刊号すべての記事を読むことができます!)

【情報更新】『Beep』1985年1月号(創刊号)

『Beep』1985年1月号(1984年12月8日発売/184ページ/360円)。発行は日本ソフトバンク株式会社(社名は当時のもの)。創刊号は同社が発行していたパソコン専門誌の『Oh!』シリーズで、ゲーム系に強いライターたちも含めた形で構成され、『Beep』だけの専属ライターというのは氷水芋吉(鶴見六百)氏ほか早川浩、地縁土(じえんど)氏ら3名だけだったという。『Beep』創刊にあたって目指したものは、当時世の中にあったパソコン専門誌のようなプログラミングのリスト中心にするのでもなく、他のゲーム誌がやっていたゲーム攻略法や必勝法だけにするのでもなく「ゲームを文化として愉しむ」スタンスを発信したかった、とは初代編集長の豊田素行氏。雑誌の判型(サイズ)も、ゲーム誌で定番のB5判やA4変形判ではなく、『ポパイ』や『ホットドッグプレス』のようなAB判を採用。「ゲームはプレイの過程の愉しみや、ひねった遊び方もできるような奥行きを持っている」ということを提案したかった(豊田氏)とも。「Beeper(ビーパー)」の単語が実は創刊号の段階から使われているのも意外な事実と言える。ちなみにこの『Beep』創刊号は現在かなり高価となっており、中古買取価格でなんと2万円がついてるところも。

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