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映画学生 脚本のクラス

先週受けたクラスの内容が面白かったので紹介したい。

クラスの初めには、Criative writingエクササイズがあった。突然先生がおりんを取り出して(❗️)一音打った後、

「あなたは散らかった部屋を歩いています」

というお題が言い渡された。そして私たちは5分間与えられ、各自持ち込んだノートに文章を書いていった。自分は、

I heard something familiar. Since I moved here, I hadn’t had anything like that: there was just a noise of people in a hurry, screaming, sobbing, and eating baguette. … I felt that I stood in front of the oasis, finally finding the crystal clear water after the long and hectic journey at a desert. As I closed my eyes, I went to a deeper level of my consciousness. I started to hum a lullaby which my grandma used to sing to me, and slowly reached my arm to the water. I felt coldness on my fingertips.

これが脳を目覚めさせてくれた。こんなにスラスラとアイデアが出ると思っていなくて、朝のパワーは凄まじいことに気がついた。毎回の授業のはじめにやるみたいだけど、絶対脳が鍛えられる。自分でもやってみよう。

次に、課題の発表に移った。私たちは今日までにanecdote(個人にまつわる小話的な?)を書き、クラス内で発表するように準備していた。発表はスタンドアップコメディみたいな、1人語りみたいな感じを想像してもらえば良いだろう。

条件は3つ。
・5〜10分
・一人称
・実際の話

クラスのほとんどが重たい話をしていたので、何かの依存症克服セラピーのような感じで、どんよりとした雰囲気が漂っていたのが少しアレだった。けれども、これまで書くことが大半だったので物語を伝えるというのは新鮮で、とても良い練習になった。
ただ書いて終わった時と、誰かに伝えるために書いた時とは少し違う心持ちだった気がする。なんでだろう。慣れていないのかわからないけれど、後者の方がやりづらかった。

来週までの課題は、ショートフィルムを選んで物語の構造を一段落にまとめるというもの。まだあまり映画の構造分析的なことは習ってきていなかったので楽しみ。
・ログライン(物語を一文でまとめる)
・シノプシス(シーン別の概要)↓

・インサイティングイベント(物語を動かす、起の部分)
・ドラマティッククエスチョン(主人公の抱える葛藤)
・クライマックス(1番の盛り上がりを見せる。転の部分)
などの用語を活かしていくみたい。

ちなみに、今学期は脚本のクラスでこうやってライティングをしていて、さらに演劇のクラスでシェークスピアを読む→演じていて、英語力が試される四ヶ月間となっている。本当に、毎回の授業前はハラハラする。多めに準備しておかなきゃ!とか思う。もうすでに頭の中が忙しい。

ではまた。

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