見出し画像

見据えると、やっぱりこの世は不安だらけ

2022.3.20(日曜日) Inspection

夫の仕事ぶりを視察する。

昨日19日から21日までの期間限定でグランフロント大阪でイベントが始まった。夫がその仕事の関係していて現場にいるので、スーパーに行くついでにちょっと覗いてみようと思って行った。全体を見渡せる階段の上からどこにいるんだろうと探していると、舞台の脇にいた。当たり前だがちゃんと仕事していた。
イベント自体は大勢のお客さんがいたので遠慮して見なかった。

よくテレビの企画物で、「お父さんの仕事場を見てみよう」という、父親の仕事しているところを子供に見せるという企画があるが、小さな子供というのはまだ仕事というものの概念を知らない(と思う)だからお父さんが一生懸命に何かをやってる姿には素直に感動するのだろうが、仕事の概念を把握し尽くした私のようなひねくれた大人になると感動などはこれっぽっちもなく、「そつなくやっているだろうか」とか、反対に「何を媚びへつらっているのだ」「もっと堂々と!」「いや、もっと謙虚に!」などと余計な指示を出したくなるのだ。
子供のような心で、「お父さん、素敵!頑張って!」とはなかなかならない。夫の仕事現場など見るものではないなとつくづく思った。
でもスーパーに行く通り道でもあるからまた明日もちらっと覗くかもしれない。そしてなんやかんやと思うのだろう。
ひねくれた妻が階段の上から見ているとも知らずに夫は働いている。

しばらくイベントの様子を見ていたが寒くなって、温かいうどんが食べたくなり近くにある美々卯に入ってきつねうどんを食べる。ビールも一杯飲む。
店内は賑わっていた。並んでいる人もいる。大阪以外から来ている人が多いようだ。だんだんこうやって世の中いろいろ問題を抱えながらも日常を取り戻していくのだなと思った。
明日のことはわからない。
突然、戦争が始まる時代だ。そしてその戦争の様子をネットやテレビでまるで映画を見るように見ている私たちがいる。
流行り病もまだ空気中を浮遊している。
いつ自分たちが当事者になるかもしれない。でも、日常はこうやってどんどん先に進んでいく。
そんなことを思いながらうどんを食べた。

そのあとスーパーに寄って帰宅した。
今夜はイタリアンドリアを作る。
これは、朝出かける前に夫から受けたリクエストだ。
(私はあまり好きではないが)張り切って作ろう。

最近、この日記に夫の出番が多いようだ。少し自粛しよう。
他の人物をネタにして書くことは自分の書くものに自信がない時だ。
まぁ、それは事実なのだけど。



読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。