台風という非日常がやんなっちゃう
2023.8.14 （月） typhoon seventh
朝…
暗い曇り空ではあるが、まだ台風の影さえ感じない。
夫に「早く備えだけはしといてよ」と朝から何度も口に出して言うがなかなか取り掛かってはくれない。
私ひとりでやってもいいのだが、私ができるのはせいぜい植木を室内に入れるくらいで、ベランダ用の重たいテーブルや椅子は無理だ。今回は大きなゴミ箱も避難させておいた方がいいかもしれない。
いくらジェンダーレスの時代と言ってもこういう時は男手が必要ある。
力持ちの男手なら尚いい。
昨日、隣のMさんに玄関前で会って「男手が必要な時はいつでも言ってね」と言っておいた。Mさんは病弱な妹さんとの女だけの二人暮らし。いろいろ大変なこともあるだろう。
お昼にエビカツバーガーが食べたくなってモスバーガーに買いに行く。
夫に「モスに行くけど...」と言ったら「僕はいらない」と言うのでひとりで行った。テイクアウトするのが面倒になって、店内でエビカツバーガーとオニポテを食べた。帰りにスーパーに寄ってみたら「年末か？」と思うほどお客さんがいた。台風用の食品の買い出しに来ているらしい。
少しの備蓄食品と飲料を買う。焼きたての大判焼きが美味しそうだったので4個買った。びっくりしたのはカップ麺やインスタント食品コーナーはほとんどが売り切れていた。
帰宅すると、キッチンで夫が塩焼きそばを作っていた。
よく見ると作り方が間違っている。
口出しすると「だったら作って」と言われそうなので知らんふりをする。
午後3時、やっと夫がベランダの片付けをしてくれる。
それを待っていたかのように、雨が降り出して風も吹き出した。
猫は何かを察知しているのか窓際には近づかず、ずっとクローゼットのそばで待機している。クローゼットの中にクッションを敷いてやり猫用の避難場所を作ってやる。
ふと見ると、近所のスイーツ店の前に行列ができている。
スイーツの準備も台風の備えと受け止める。
我が家は大判焼きがある。
準備万端。
どんど来い！台風7号。
威勢のいい私である。
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。