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そしてあなたは、秋に変わらない。

【うすのろ日記】 2024.9.1 (日) It's finally September !


9月に入った。
Septemberである。
個人的には何の感慨深さもない。
昭和の時代には、9月になると竹内まりやのSeptemberがいたるところで流れていたのである。
それを聞いて何も知らない能天気な私は「あぁ秋が来たんだわ」とそわそわしたものだった。
昭和の9月は、それほどいいことも悪いこともいろんな思惑を孕んだ感慨深い季節だったのだ。

今日の空は晴れ渡っている。
オレンジ色のウエアを着た人、白いウエアを着た人、黒いウエアーを着た人..
窓から見ていると、男性か女性か高齢者か若者か見分けはつかないけれど、ジョッギングをしているたくさんの方々が、それぞれのスピードで堂島川の遊歩道を行き交っている。
気持ちいいのだろうか、それとも何かの義務感なのだろうかと思う。
もういいだろうと思って、室内に避難させていた植木や物干し竿や掃除用具やガーンチェアなどをベランダの元の位置に戻した。
やれやれである。
何も被害がなかったにも関わらず、私はくたびれ果てている。
休む間もなくウェザーニュースからは、新い台風の卵がフィリピン沖とハワイ方面に発生したとスマホに速報が入ってきた。
やれやれ…である。

近所に『バルチカ03』という商業施設が先日オープンして、そこのだし巻き玉子の店『和心だし巻き家 こんび』が美味しいと友人が言っていたので夫とランチに行ってきた。
玉子いくつ使ってるのというくらいのボリュームのあるだし巻き玉子にびっくりしたけど美味しくて完食。ビールも飲んだ。
隣の席の若い男子たちが「こんな玉子焼きが作れる人と結婚したいな」という話をしていて私たちはクスッと笑った。
こんな美味しいのが作れたら結婚なんかしないで店開くよ…思った。
だし巻き玉子はご主人ひとりでせっせと汗だくになりながら作ってらした。

和心だし巻き家 こんび・黄色いこんび弁当

他にもいろいろ酒好きが好みそうなお店がたくさんあって、また今度ひとりで飲みに来よう。
楽しみ。
帰り道、とりあえずと思って持ってきた長傘が邪魔で、夫婦ふたり傘をぶらぶらさせながら歩いた。
昼過ぎになると、暑さが増してきた。
台風の憂鬱から脱却したが、今度はまた暑さとの闘いが始まる。

帰宅したら、ミストシャワーのような雨が降ってきた。
遠くのビルが薄いミルク色に染まって素敵だった。

台風の被害はありませんでしたか?




読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。