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メガテン的属性チャートと属性引力

これは根拠の乏しい、経験からの憶測とイマジネーションなので軽い気持ちで読んでほしい。

僕は女神転生が好きで、特に真・女神転生シリーズが大好きで随分やり込んだもんです。

女神転生には(多分まだその概念はあると思うが)属性という概念があり、実際の社会を観測するいい指標だと思ってました。
現代、つまり今は属性という言葉自体が少し扱いの難しい単語になっていますが・・・・
あくまで考え方として、こういうものでした。


横軸に社会との関係性をとり、

縦軸に個人の感情、自己意識をとったチャートですね。



Law-Chaosの横軸は、

社会との関係性
Law:社会秩序を重んじる。伝統や系譜に意味を持たせる、いわゆる保守。
Chaos:競争原理を重んじる。自然淘汰論や変革、変化による社会形成を望む

といったイメージです。

なので女神転生で登場する天使などはLaw堕天使や日本の神々はChaosに属していますよね。
アニメ版ペルソナ3で最後の最後に御大()が登場した時、「やっぱカオスルートだったかぁあ」と感激したもんです(笑)

で、Light-Darkについては、

個人の感情
Light:ポジティブ思考、楽観主義的。なんとかなるさ、ケセラセラ。
Dark:ネガティヴ思考、悲観主義的。どうにもならない、救いようもない。

というイメージです。
このLight-Dark軸には多分諸説あると思うんですが、僕は感情軸なんだろうと思ってます。



属性引力とは

女神転生の属性チャート、だいたい分かってもらえましたか?
ここからは僕自身がこのチャートをどう使っているか、についてです。

例えば、最近は悲惨な事件が起きて、世の中はより厳しい規律を求める社会になっているように感じます。
事件じゃなくても、天災でも戦争でもそうです。

感情軸がDarkに振れる時、人は社会に秩序を求めようとします
しかも、かなり強く求めちゃいます。

つまり、このチャートでいけばDarkに感情が振れるとき、Lawに寄っていくと僕はみています。
また、Lightに感情が高まるとき、Chaosを求めていくとみることもできます。

逆の視点でいくと、社会がLawに寄っていくと、感情はDarkに振れてしまう
社会って言っても世の中全体じゃなくても、例えば子どもにとっての社会は家庭だったりするので、家庭の規律が強まると感情は落ち込んでいくというとイメージしやすいでしょうか。

感情軸の属性は個人に癖付いてしまうので、Dark寄りの人Light寄りの人が育っていきます。
どっちがいいか悪いかというより、ネガティブに考えがちな人は規律を作ったり守るのが得意で、ポジティブ思考な人はそこにゆとりを持たせても平気だ、ということかと。

隠キャだとかパリピとかいう言葉に当てはめる必要もなく、その程度も人それぞれ違う。(カテゴライズを差別のために使うなんてもっての他ですよ!)
そうやって社会は多様性を保っていますよね。

ですが僕が思うに、日本って

Dark-Lawの引力はかなり大きい


です。たぶん3倍くらい、知らんけど。
だから思ってる以上にポジティブ思考を目指してないと、ちょっとChaosな社会を望んでないと、息苦しさを感じるんじゃないかと思います。



ゲームから学ぶことは多い


こういう、社会や個人をどう考えるかって心理学とか社会学をやらなきゃできないのか?っていうと、全然そんなことないですよね。

こういうのは思考実験です。自由に当てはめてやればいい。

思考実験をすることで、悩みとか苦しみから解放されることがあります。
思考実験って、つまり客観化ですからね。
自分の感情や性質を言語化するってことですから。

そのきっかけが、ゲームでもいいし。
どうしてゲーム時間が無駄な時間といえるんですかね、僕らはゲームからたくさんのことを学びましたよ。


(ここで記事はおしまいです。下記は投げ銭です、どうぞよろしく)


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