【Audiostock攻略】楽曲クォリティでNGになった曲から考察する『求められるBGM』とは?
Audiostockさん、いつもお世話になっています。そしてAudiostockにチャレンジしてみたいDTMerの皆さん、自分の曲が「楽曲のクォリティが審査に未達」として返却される心のダメージを食らったそこのあなた!?
僕も恥ずかしながらその一人です!
まずは楽曲クォリティでNGになった曲を紹介します。
これらの楽曲の「どこがダメだったのか?」「どうすればOKになるのか?」について考察してみました。
このコラムは主に楽曲の中身について軸足を置いたもので、ノイズ処理や音圧については他に譲るかたちで書かれています。一応最後に補足で書いていますがぶっちゃけiZotope Ozoneの宣伝になってます(笑)。
前置きはここまでにして、要点だけ知りたい方は目次を見て「あーなるほどそういうことね完全に理解した」となってくださればいいし、ちゃんと取り組みたい方は授業料だと思って課金していただけたらと思います。
大前提:音色とバランスは大事
まず大前提として、Audiostockは”BGM”をシェアするサイトです。なにかの後ろにある音楽を必要とされていることを念頭におくと、以下のNG案件は容易に理解できます。
たとえば過剰なダイナミックレンジがある、つまりめっちゃ小さい音とめっちゃ大きい音が混在している曲はBGMとして使いにくいです。全体が一定の音量感で統一されていることが望まれます。
同じ理由で、アタック音が鋭い音色や太くて平坦な音色はBGMに適していません。
この前提をもとに、以下のNG曲がなぜ不採用になったのかを解説していきます。
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