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19・人生計画!夢のリストから目標・行動プランまで 基礎部分のワークの最後になるまとめ的重要項目

パーソナリティガイドの横山です♪
それでは、この自己実現プログラムの基礎部分も終盤に入ってきます。
ベーシック部分のワークは今回で最後です。
その後の、人生のシナリオ(青写真)と目標に向けた行動、潜在意識などをより効果的に使う方法に関しては、また、アドバンス版としていきますね。

とりあえず、この基礎部分も残り少なくなってきました。この内容をしっかり身に付け、日々の生活に取り入れてもらわないと次のステップには行けません。どうぞ、読み飛ばすのではなく、じっくりと取り組んでいただければ、成果に必ず結びつくと思います。人生一度きり、ぜひ、有意義な生き方をして欲しいと思います!


きょうは、少し文字数が多くなってしまいますので、目次をつけさせていただきます。


○効果的な目標


「夢は大きく、目標は現実的に!」
夢はいくら大きくても構いません。夢はあなたの人生に力を与えてくれる源です。夢を描く能力が地球上で唯一、人間だけに与えられているという
事実は、大変に深い意味を持っています。

その人間の夢を描く能力が、様々な文明や文化を創造してきたことを考えれば、夢を描くことが、いかに重要かを理解できると思います。

夢は、人をどこまでも前へ前へと押し出してくれる「魔法の力」です。


しかし、その夢を達成するために細分化された目標は、あくまでも現実的
でなければなりません。
「目標を低く抑えなさい」といっているわけではありません。
つまり、最大の効果をもたらす、現実的な高い目標を設定するということです。
では、その「最大の効果をもたらす高い目標」とはいったいどういうものでしょうか。

それは以下の条件を満たすものです。

1.あなたの指針・価値観に合っていること


あなたはすでに、「人は自分の価値観に合った生き方をすることで、大きな充足感を得られ、生産性も飛躍的に上がる」ことを学んでいます。自分の指針・価値観や信条に合わない目標ほど、あなたを苦しめるものはありません。

2.行動につながる具体的なもの


たとえば、「私は優れたリーダーである」という価値観では、このままでは目標にはなりません。この価値観に合った具体的な目標とは、「部下と円滑なコミュニケーションをとる」というものです。

また、「私はお金持ちになる!」というのも、あまりにも漠然としていて、具体的な行動につながりません。「私はお金持ちになる!」という曖昧な表現よりも、「私はソフト開発の分野で活躍し、収入を増やす」のほうが、具体的に何を行動すればよいのかが明確になります。

3.目標は数値化された期限付きのものに


先ほどの、「部下と円滑なコミュニケーションをとる」を数値化すれば、「1週間に2回、部下とコミュニケーションの時間を30分とる」という形になります。

さらに重要なことは、「期限を設定する」ということです。いつまでに目標を達成するのかを設定しなければ、計画を立てることもできません。

「私はソフト開発の分野で活躍し、収入を増やす」の場合、さらに「20XX年までに、私はソフト開発の分野で活躍し、年間1億円を稼ぐ」という期限を設けるべきです。そうすることによって、さらに細分化した計画が可能となります。

数値化できず、期限のない目標は、正確なイマジネーションを描くことができません。そして、あなたの潜在的なパワーを目標へ集中させることも
できません。

数値化できず、期限のない目標は、目標ではありません。これを絶対に忘れないでください。
それは、的(まと)を見ずに矢を放つことと同じです。的が見えなければ、絶対に矢が的を射抜くことはありません。
「いつかできるだろう」「いずれそうなるさ」という言葉は、夢や目標を放棄したときに使う言葉です。その「いつか」や「いずれ」は永遠にやってくることはありません。


4.実現可能性が50%


現在の自分のあらゆる状況を考えて、実現する可能性が50%と思われる目標が、もっともあなたのやる気を引き出し、また、結果も最大にします。

こちらの図は、縦軸がやる気、横軸が可能性の折れ線グラフです。

可能性が50%を頂点とした放物線の図となります。
図のように、実現の可能性が高過ぎても低すぎても、やる気は今ひとつ出てきません。そして、結果もそれほどではありません。

たとえば、「今年、100億円を稼ぐ!」というのは、その人にとって現実的ではないとします。逆に、「今年は10万円を稼ぐ!」というのも低すぎて意味がありません。

「頑張ればできるかもしれない。挑戦の価値がある」と自分が思える、実現可能性五分五分のところを、あなた自身で設定してください。これがう
まくいけば、あなたのやる気は最大となり、結果も最大になる準備が整ったことになります。

このポイントは重要ですので、さらに説明します。
ある実験です。
ふたつのグループに分かれて、垂直飛びをしていました。手にチョークの粉をつけて飛び上がり、壁に掛けられた黒板に印をつけます。全員が飛び
終わり、記録を確認しました。

ひとつのグループには、「もう一回飛んでみて」と言い、再度やってもらいました。そして、もう一度、記録を取りましたが、結果は前回とほとん
ど変わりませんでした。

もうひとつのグループにも再度やってもらいました。こちらのグループは全員が1回目の記録を更新したのです。

さて、どんなマジックを使ったのでしょうか?

1回目の跳躍後、黒板を取り外し、自分の記録を各自に確認させました。
そして、こう言って再チャレンジさせたのです。
「先ほどの自分の記録より少し上に線を引いてください。あなたが「頑張ればできるかもしれない。挑戦の価値がある」と思う高さです。

目標の高さは、自分自身で決めるのがポイントです。自分の設定した「挑戦の価値があるライン」は、最大限のやる気と潜在能力を引き出してくれ
ます。
これは、行動科学の研究により、実証された事実です。

5.得られる利益が明確である


「その目標を達成すれば何を得られるか?」
これが明確であればあるほど、人はモチベーションを高めていきます。
逆に目標を達成しても、得られる利益が不明ならば、モチベーションは低下するだけでなく、その目標へ向かうことすら苦痛になります。

ここでの利益とは、金銭だけをいうのではありません。
「世の中に認められる」「人の役に立つ」「昇進する」「誇りが生まれる」「自由な時間ができる」「家族と楽しい思い出がつくれる」などいろいろです。

このような利益が明確で、それを本当にあなたが望んでいることが重要です。

あなたが設定した目標は、得られる利益は明確になっていますか?
そして、本当に望んでいますか?
目標設定の際には、そこから得られる利益をリストアップして、それを書き出してください。

6.代償がはっきりしている


代償のない成果などありません。
目標を達成するために、あなたが支払わなければならない代償とはなんでしょうか?
この問いに答えられなければ、あなたの目標への意気込みは中途半端なものであることを示しています。

次に「代償」について詳しく説明します。よく読み、はっきり答えられるようにしてください。
それができれば、あなたの目標設定はより良いものになります。


○代償


目標が大きければ大きいほど、乗り越えなくてはいけない課題も大きくなります。しかし、課題をクリアしないことには前進することはできませ
ん。

これは原則のひとつです。

課題をクリアする代償を払ってこそ、成果を得ることができるのです。
代償は自ら進んで先に払うという「代償先払いの原則」は重要な原則です。

これはお金を出さなければ商品を買えないのと同じくらい、当然の原則です。お金を払わずに商品をとったらどうなりますか?その代償は、その商
品の金額よりも遥かに高くつきます。これは、すべての物事に共通する法則です。

ある経営者は、大きな目標に向かっていました。しかし、それを実現するために働いてくれる部下を大切にしていませんでした。部下と価値観や目
標を分かち合うことをおろそかにし、まるで自分の所有物のように乱暴な扱いをしていました。

つまり、代償を充分に払っていなかったのです。
その結果、目標達成の目前になり、部下たちはその経営者のもとを去っていきました。結果的に彼のもとに残ったのは、売り上げ減少と人間不信だけでした。

結局、この経営者が支払った後払いでの代償は、あまりに大きなものとなりました。それも「代償先払いの原則」に反したためです。

また、ある調査機関は、相続やギャンブルなどで予期しなかったほどの大金を得た人の、そのあとの調査をしました。その結果、大変なことがわか
りました。それは、そのほとんどが災難やトラブルに巻き込まれ、得たもの以上のものを失っていたのです。

これも「代償先払いの原則」に反しているための結果です。


「代償」といっても抽象的すぎますので、もう少し「代償」について詳しくみていきましょう。

あなたが、今日、なにかの講演に参加したとします。それは、その時間に友人と食事をしなかったことと、同時に成立していることなのです。これが代償の基本的な考え方のひとつです。

何かを得るということは、何かをやらないこと、何かを失うことと同時に成立しているのです。

では、あなたが、タバコが原因で健康を害したとします。健康を取り戻す代償としてタバコをやめなければなりません。そして、運動をしたり、食
事に気を付けたりすることになります。

健康という目標を達成するために、計画を立ててアクションを積極的に起こす。これが、代償の基本的な考え方のふたつ目です。

代償とは、
「何かを得るために、何かをやらないこと、何かを失うこと」と、「何かを得るために、何をやるか決めて行うこと」

代償とは、「やらないこと」を決めて守り、「やること」を決めて行うこと。
何かを得るために、何かを失うこと。何かを得るためにやるべきことを断行すること。

この代償がなければ、何事も成し遂げられません。これは法則なのです。


では、先ほど例に挙げた経営者にとっての代償とは何だったと思いますか?「やらないこと」と「やること」とは何だったと思いますか?

この質問に答えることができれば、あなたは代償の意味を理解したといえるでしょう。

代償、つまり「やらないこと」と「やること」は凹凸の関係にあります。
凹の溝があることで、凸の「やること」が上からはまるのです。その瞬間が、目標が達成されたことを意味します。溝が無ければ絶対にはまらない
のです。




水の入ったコップをイメージしてください。
水がこぼれずにそこにあるのは、コップがあるからです。コップという器があるからこそ、水がそこにあるのです。
「やらないこと」をコップ、「やること」を水と考えてください。この2つがそろってはじめて、「水が入ったコップ」という事実が成立します。


あなたの目標は何ですか?

それが達成された状態が、コップに水が入っている状態と考えてください。
では、その目標を達成するために「やること」は何ですか?
それが水です。
では、目標を達成するために「やらないこと」は何ですか?それがコップです。

目標は、「やらないこと」と「やること」がセットになってはじめて達成されるのです。例外はありません。

目標を立てた人はやることだけを決めがちです。しかし、これは不完全なのです。多くの人が「やらないこと」を決めないために、目標を達成することができないのです。

では、「やらないこと」を決めない人がたどる道を教えましょう。
「やらないこと」を決めない人は、コップのないところに水を注いでいるようなものです。水はこぼれて形をとどめないでしょう。なぜなら、水が
入る器がないからです。


一日に使える時間は24時間しかありません。

「やらないこと」を決めなければ、24時間はアッという間に無駄な時間で埋まり、目標達成のための計画を行う時間など無くなってしまいます。

朝寝坊をしたり、だらだらとテレビをみたり、不必要な付き合いに時間を費やしたり、意味のない遊びに興じたりと、みるみる時間を浪費してしま
います。こんな時間の使い方をして、目標を達成することなど不可能です。

「やらないこと」を決めるとは、とりもなおさず、目標達成のための計画を遂行する時間をつくるということです。

「やらないこと」を決めて、時間という器をつくり、その中に「やること」という水を注ぎこむのです。そうすれば、目標に向かって前進していけます。

「やらないこと」を決めてください。
断固として決定し、それを必ず守ってください。その「やらないこと」が何なのかは、あなたしか知り得ません。いくらでも見つかるはずです。

そして、「やること」を決めてください。
断固として決定し、それを必ず行動してください。その「やること」は、目標を細分化すれば見えてきます。いくらでも見つかるはずです。

この代償をしっかりと払うことは、あなたが成功へ向かうために必ず必要なことなのです。

それではじっくりと、以下の質問に答えて下さい。
この段階では、明確に答えられないかもしれません。
それで大丈夫です。まず、この思考で頭を使うことの練習だと思ってください。


✓あなたが、昨年、達成した目標は何ですか?

✓その代わりに、どのような代償を払いましたか?

✓あなたが、昨年、達成できなかった目標は何ですか?

✓その代わりに、どんな代償を払うことになりましたか?

✓あなたの現在の目標は何ですか?

✓そのために、今年、どんな代償を払うつもりですか?

✓そのために、今月、どんな代償を払うつもりですか?

✓そのために、今日、どんな代償を払うつもりですか?




人生計画


これからあなたの人生を構築するための具体的なステップとなります。
このステージでの集大成のステップです。
あなたの重要な転機になることでしょう。

あなたの人生を構築するための、9つのステップがあります。充分に時間をかけて真剣に取り組んでください。あなたの今後の人生に関わることで
す。時間をかけるだけの価値のあることです。逆にここをいい加減にすることは自分の人生をいい加減に扱っているようなものです。

あなたの人生は、あなた次第です。あなたがどうするか。行先を決めるのもあなたです。さぁ、新しい人生の入り口に辿り着きました。

あなたの夢は?
あなたの理想は?

それではそれを実現させるためのステップに進んで行きます。


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スプレッドシート【人生計画】のシート「夢リスト」の記入からです。
その答えを記入するうえでの必要なことを説明しておきますので、それを理解してから時間をかけて記入するようにしてください。

※なお、スプレットシートでのワークは、パソコンでやるようにしてください。スマートフォンだと画面が小さいのでやりずらいです。

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