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最近の記事

丸と二重丸

昨日嚙んだガムの 新しい味 明日になれば古くなる 枯れた緑ね 絵になるのはいつも 実がないからよ 鏡の中で細工した ガラスの心 もぐらを叩いても もぐらは負けないの 地上を 笑い飛ばすだけ 手と手を合わせても 気持ちにならないの 顔を上げたら 夕陽が落ちてく 歌をもたらすのは 浅慮のリフよ 答え合わせの毎日に 丸もゆがむの 借りた二重丸を ポストに返す 転がる先のわからない レモンのように 懐かしむばかりで 時は止まったまま 隠れてる鬼から 逃げてるの? 光を集

    • ミシェル、リビー、シャーロット、メアリー・ジョー

      曇った窓に いけないものを書いては消して 悔やんだ爪たちは やがてささくれ出すの 何度も並び替えた インストゥルメンタルだらけのプレイリスト 水曜日の後部座席は とっても寒いの 伸びすぎた髭が 鼻の下をつつくのがときどき気になるけど 時はそうやって過ぎていくもの 時はそうやって過ぎていくもの ああ、君がリヴォンだったらいいのに 風が三輪車を巻き込むのは 誰のせい? 心のアイブローペンシルが折れたら そうよ、いろんなものに名前をつけるの 血圧計はミシェル レシート入れ

      • 下四桁

        6人席 シャツのタグの糸 手つなぎは ただの気休め 道筋なら この中にあるよと こめかみを 叩いた 飲むお米 飲むお米 ピラティスのような 自我なの 昼下がりの 下四桁 両A面 遠い夏のうた 切なくて 独楽を回すわ コンクールは 負けた方が勝ち 悔しさも トレモロ 飲むお米 飲むお米 目以外を隠す ゲームね 教えないで 下四桁 影絵で動くチャプター 整う首回り 渦巻く奉仕精神 輪のあるアスタリスク 飲むお米 飲むお米 パラダイムからの ステルス 斜に

        • すねっかじりと活動、そのネコ砂とオールマイティー

          マイクチェックを 温度ごと目で盗まれて 空っぽの脳みそを コレクションで埋めてる 偽の強さに 弱いのはよくある話 疑うのはおかしみだと ヘザーは言うの 突飛なルールも 破ってないのね 雨に雪が 混じるのと同じ すねっかじり でもオールマイティー ネコ砂の森で 活動するの コンビナートに 照らされたあなたのキャメル 懐かしいこの街で 牛乳を飲んでる 傷だらけでも 生きるのは残酷なことと 弧を描いたキャストたちの 即席の愛 難しいジョークも 吹き飛んでしまう 形のない

          いまだにパッとしない

          夢の中で自分のLPを出した 楽しかった 1 January 2090 7" ホテルズ A      ホテルズ B      2101年の57年型リンカーン 1 February 2090 7" スターストラック A      スターストラック B      おやすみなさいを片手で 1 March 2090 7" いまだにパッとしない A      いまだにパッとしない B      その時 1 April 2090 7" 休止符のララバイ A      休止

          いまだにパッとしない

          イフ・ユー・ビリーヴ

          夢の中で自分のLPを出した シングルカットもした 楽しかった 1 May 2099 7"/12" 下四桁 A      下四桁 B      気詰まり A      下四桁 (Extended) B1     祭りのピンナップ B2    イフ・ユー・ビリーヴ 1 June 2099 7"/12" スポーツバッグ町一丁目 A      スポーツバッグ町一丁目 B      アフロディーテ A      スポーツバッグ町一丁目 (Extended) B1   

          イフ・ユー・ビリーヴ

          思い出すときの上を見る癖、チョキの形、歯

          薄いFの字のレフ板 シールで隠す衰え 鋲付きの欲望 素顔の脱げなさ リンクにだらだら積もった エクステンドはどろどろ 退屈好きの凡庸 各リプレイの掛け捨て 奇抜なメイクと レザーなフェイク度 注目の転換と 空内容の補い 患者に扮した 医者のペルソナ 週末のビリーヴァーは 辛いだけ "がんばらないでをがんばってる" も "がんばらないで" なの 思い出すときの上を 見る癖 チョキの形 歯 グレイの鳩が数える 雲の白 さいはてのランドセルと 寅年の電話帳 フォーエ

          思い出すときの上を見る癖、チョキの形、歯

          鉄をなめると鉄の味 (Tongue On Steel Gives Taste Of Steel)

          Cold night Tofu slipped from hands Eyedrops in my eyes make me cry Folding fan behind, the peacock says... "Tongue on steel gives taste of steel" 寒い夜に 豆腐を落として 目薬さして泣いてたら くじゃくが羽をまとめてこう言うよ "鉄をなめると鉄の味"

          鉄をなめると鉄の味 (Tongue On Steel Gives Taste Of Steel)

          このグループを見て

          夢の中で自分のLPを出した シングルカットもした 楽しかった 1 May 2098 7"/12" このグループを見て A      このグループを見て B      ポカ A      このグループを見て (Extended) B1     ポカ B2    卑しい行為 1 June 2098 7"/12" 勘定 '98 A      勘定 '98 B      おい、スティーヴン・ブレイ! A1     勘定 '98 A2    おい、スティーヴン・ブレ

          このグループを見て

          あさりやはまぐり、のり

          夢の中で自分のLPを出した シングルカットもした 楽しかった 1 May 2097 7"/12" 1位 A      1位 B      びりっかす A      1位 (Extended) B1     びりっかす B2    2101年の57年型リンカーン 1 June 2097 7"/12" バカなのは誰? A      バカなのは誰? B      あたしたち以外 A      バカなのは誰? (Extended) B1     ジャーン! B2   

          あさりやはまぐり、のり

          洋服と全財産

          息を切らした 輪ゴムのように 分け前は惜しみなく シュガーのヒルにペイなの 水面に映る バンジョー弾きの 涙目は仮対応 手にした地図もブレブレ 次の角のテアトル 草花が絶えないわ 囚われのアンダーソン 手首に刑が縦書き 空母に向けた コインシャワーね ときめきは届かない 磨いた鈴も張りぼて 12時過ぎに 閉まる窓から 据え付けの録音機 開けばキスの空白 パジャマのままで 捜索すれば 暗闇の五線紙に 見えない星が踊るよ 次の角のテアトル 入口は向こう側 洋服と全財産

          洋服と全財産

          一雄

          使いみちのないカードを 背中に泳がせていた 一雄は今、何を考えているだろう もつれ合ったあの夏のシボレー フレンドのベル、チョップスティック 名前は変わったけれど 君にまた会えるかもしれないなんて 弱い男の悲しいエゴさ 風の中で汚れたパラシュートを畳んでいる 象牙の塔からクックのハットを探している ルーレット係のロイドは ブルースをまき散らす 誰かが迎えに来るまで 県道沿いに立つだろう 日の光が差し込み いつかまた影を落とすなら 夜におびえるトルソーの 膝に毛布をかけ

          粉々ですよ

          夢の中で自分のLPを出した シングルカットもした 楽しかった 1 June 2096 7"/12" リヴィング・イン・ザ・パスト A      リヴィング・イン・ザ・パスト B      アローン A1     リヴィング・イン・ザ・パスト (Remix) A2    アローン B      インスタントラーメンのかす 21 June 2096 CD 腰から下の魂 CD1 1      壁のピリオド 2      椅子だらけの朝 3      走ろうとするといつ

          粉々ですよ

          クレイジー・カインド・オブ・ノーマル

          夢の中で自分のLPを出した シングルカットもした 楽しかった 21 April 2095 7"/12" 洋服と全財産 A      洋服と全財産 B      コートラック A      洋服と全財産 (Extended) B1     コートラック B2    ジェリーストーン公園に春が来たよ 21 June 2095 7"/12" やめてくれ、若い人 A      やめてくれ、若い人 B      ガイドブックの旅 A      やめてくれ、若い人 (Ex

          クレイジー・カインド・オブ・ノーマル

          文鎮の下

          「お母さん、僕、なんだか怖いよう」 「どうしたの? 幸ちゃん」 「わかんないけど、なんだか怖いよう。エスカレーターに乗るのはいやだよう」 「どうしちゃったの、いったい?」 「怖いよう。だって見てよ、あそこんところ…」 「どうしたの? どうしてエスカレーターの終わりのところが怖いの?」 「僕、機械にもまれるよ」 「なあに? どういうこと?」 「機械にもまれて、僕、あそこんとこで画用紙みたいにぺらんぺらんになっちゃうよ」 「どうしたのよ、幸ちゃん。ぺらんぺらんになんかならないわよ

          鏡像段階

          「どうして新幹線はいつまでたっても新しいの?」 「いつまでたっても古くならないからだよ」 「じゃあ、古井戸はいつくらいから古いの?」 「井戸が井戸なりに新しくなくなった日からだよ」 「誰がそれを決めるの?」 「新しくなくなったと、そう感じた人が決めるんだ」 「じゃあ、いつまでたっても古くならないって、なぜわかるの? どうしてわかるの?」 「いつまでたっても新しいからだよ」 「誰がそれを決めるの?」 「いつまでたっても新しいと、そう感じた人が決めるんだ」 「ふうん、すごいね、そ