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5年ぶりにデザインチームが分かれ、「コミュニケーションデザインセンター」をはじめました。

こんにちは、SmartHR のブランドマネジメント部のマネージャー 兼 コミュニケーションデザインセンターのセンター長という役割を務めている bebe(@watabebe) です。
今期からこちらの二つの役割を担っております。

今回はその肩書きの二つ目部分、「コミュニケーションデザインセンター」ができたよ、という内容の記事になっています。

この記事の内容 3行まとめ 📝

  • 2024年1月からコミュニケーションデザイン組織自体は組織図からはなくなるという進化を遂げたよ

  • 「コミュニケーションデザインセンター」という横断した組織としての活動が始まったよ

  • その背景や目的、今期取り組み始めている活動を紹介するよ


本記事では以下の読者の方を想定して書いています。

・事業会社でコミュニケーションデザインの組織づくりに関わる人
・SmartHR に興味を持っている人

背景:2024年から全社的に組織が大幅にアップデート

今年の1月から全社的に大幅な組織変更があり、コミュニケーションデザインの組織もまた活動の仕方が少し変わりました。
端的に言うと、マーケティングとコミュニケーションデザインの組織が一つになり活動領域ごとにチームを再編成しました。
その結果、もともと一つだったデザイン組織は領域ごとに分散する形となりました。
以下は変更前後の図です。

コミュニケーションデザイングループとして一つのデザイン組織だった組織変更前の図が描かれている
変更前:一つのデザイン組織だった
組織変更後の、事業部毎に各デザインチームが分散された組織図が描かれている
変更後:担当領域に各デザインチームが分散

「デザイン組織が分かれる」状態は、言葉だけ見ると悲観的に見えなくもありませんが実際はむしろポジティブな変化と捉えています。
というのも、

・職能別組織として顕在化していた課題の解消
・今後を見据えたデザインとマーケティングでの連携強化

を目的とした打ち手であり、最終的に事業にデザインが貢献しやすい組織の形であるためです。
現在、組織変更から2ヶ月半が経ちますが、狙い通りにポジティブな連携やコミュニケーションが増えていることを感じます。

■課題となっていたこと
・「コミュニケーションデザイン」と「マーケティング」という職能で括る組織の形が、活動と合わなくなってきている
・グループ間のハブとなるチームがマーケ・デザインの両グループに存在し、その両チームが近い課題に取り組む場面が増えていた

■今後を見据えて取り組みたかったこと
・中長期的なブランド資産の形成のために、コミュニケーションデザイン組織内のブランドデザインを担うチーム・ブランドマネジメントを担うチームと、マーケティング組織内のブランドコミュニケーションを担うユニットを一つの組織として活動したい

マーケティング組織を含んだ組織変更の詳細は以下の記事をぜひご覧ください。

思い起こせば、5年ほど前にも一つの部署だったデザインチームが「コミュニケーションデザイン」と「プロダクトデザイン」に分かれたタイミングがありました。
組織が大きくなることで事業に適した形に細分化していく、のは必然的な変化と感じます。
the 組織の成長。


同時に爆誕した「コミュニケーションデザインセンター」

業務自体はこれまでと変わらず、組織単位での取り組み方の変化が今回の組織変更のポイントです。
とはいえ、これまで「一つのデザイングループ」として活動してきた枠組みが突然なくなることによる懸念はありました。

懸念1:デザイン職同士のコミュニケーションが希薄になること
・技術的な側面の強い情報共有はされにくくならないか?(各自でよしなに、は無理すぎる)
・新しく入社した人が、他部門のデザイン職の人との接点が持ちにくい
・デザイン職の新しく入った人のことが何もわからない...(何をする人?役割は?)

懸念2:コミュニケーションデザインの活動そのものがなくなってしまったと周囲から誤認されること
・活動そのものは変わっていませんし上述したように事業にコミットしやすくなっているはずが、コミュニケーションデザインに力をいれなくなったの?と外部の方にネガティブな印象を持たれてしまうことは避けたい

これらの懸念なく、同じ方向を向いてデザイン組織としての一体感を醸成するために、各部署を横断した「コミュニケーションデザインセンター」という、組織図にはないバーチャルな組織ができました。

分散した各デザイン部門を横断した「コミュニケーションデザインセンター」


他社のデザイン組織でも、このような横断した活動が行われているのを観測し、規模拡大するとどこかでぶつかる課題なのかもしれぬと思いながら、大変参考にさせていただきました。

「組織の持続的な成長を支える コンセントの「イニシアチブ組織」」より抜粋した、組織マトリクスの図
参考:CONCENTさんの例
組織の持続的な成長を支える コンセントの「イニシアチブ組織」」より抜粋


「「動かすデザイン」で事業を進める。リクルートが取り組むデザインマネジメントについて」の記事より抜粋した、組織マトリクスの図
参考:リクルートさんの例
「動かすデザイン」で事業を進める。リクルートが取り組むデザインマネジメントについて
より抜粋


活動の目的

「デザイン組織の中長期の課題」に取り組み、組織の成長を促すことを目的に活動を行います。

例えば直近では、コミュニケーションデザインの品質向上やメンバーのスキルアップといった技術的な組織成長のためのアクションを通じて、昨年末に立てたコミュニケーションデザインの「ミッション」達成に向けて活動していきます。

最近の取り組み
以下、取り組み始めたもの、計画中のものです。
定例会議は実施わずか2回にして頻度や内容をアップデートするなど、走りながら良い形を探ってます。
the 立ち上げ期。

■チームビルディング
・情報共有の定例会議
・月末の締め飲み会

■活動発信
・コミュニケーションデザインセンター活動紹介の動画コンテンツ

■品質向上・育成
・レビュー会の企画
・スキルアセスメントの策定

■組織体制
・他社デザイン組織のヒアリング

活動を始めて2ヶ月半が経ちますが、組織変更による事業部の立ち上がりを優先したためセンターの活動がやや後手になってしまった部分があったり、センターの活動をメインにする人はいないため進捗の出しづらさが現時点でぶつかりながらも徐々に活動を行っており、試行錯誤しながら前進している現状です。

といっても、まだできて2ヶ月半の赤ん坊です。赤ちゃんで言えば、ようやく首がすわり始めた頃でしょうか。次は寝返りができるように成長していこう。


パッション

やや淡々と書いたせいか業務連絡のようになってしまった気がするため、熱量もまた共有できればと思います。

***

変化と挑戦

SmartHRに入社して8年が経ちましたが、会社の中全体でなかなかに変化の連続です。
自分が入社した2016年からは毎年のようにオフィス移転を繰り返していました。そういった変化もまた面白い体験でしたが、組織の構造が大きく変わった今回の変化は、体感値として過去最大の変わり方ではないかしらと感じます。
その2016年の社員数は約15名ほど、2024年の今は1,000名を超える規模となりました。
コミュニケーションデザインに関わるメンバーは、チームができた2019年の3名から、2024年の今は約30名。圧倒的成長。

これまでも活動・組織ともにアップデートを繰り返してきましたが、これからもSmartHRは「スケールアップ企業」としてこの規模からもまだまだ急成長を目指しています。

僕らの目指す「労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる(well-working)」ことを実現したい。
そのためにも一人ひとりが、事業を急成長させるための課題と向き合って大きく挑戦を続けなくてはならんと、状況が目まぐるしく変化する日々の中で常々感じます。

SmartHR 社のコーポレートミッションのテキストと、そのニュアンスを表したイラストレーションの画像
SmartHR 社のコーポレートミッション


今回誕生した「コミュニケーションデザインセンター」。
いちメンバーのデザイナーとして入社した自分も、様々な変化を経て今はセンター長という役割に挑戦しています。

これまでつくってきた領域を他のメンバーに託して新たに領域を開拓する役割へと変えたこと、自分にはそれ以上の成果を出すことが難しいと痛感し役割を変えざるを得なかったこと。
個人としても、挑戦と変化の連続を繰り返しながら少しずつ前進してきたつもりですが、これが本当に一筋縄ではいかないことばかりだったなと思い返します。
ただその反面、そうであるからこそ他には代え難い大きくもあり濃度も高いやりがいを感じられてもいます。
そして、それが本当に面白い。

「コミュニケーションデザインセンター」もまた、一筋縄ではいかないのだろうなと早速感じていますが、新たな領域として確立できるように面白がって挑戦していくぞ、という私個人の発奮で締めさせてさせていただきます。やっていこう。


終わりに

事業とは別に、コミュニケーションデザインセンターとして長期的にどんな形を目指していくか。
ミッションに向けてブレイクダウンしたマイルストーンなど、今期から詰めていきたい所存です。
今後の活動と共に、固まってきたらまたご紹介できればと思います。🍵



--------------------------ここまでが本記事です----------------------------


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大絶賛、たくさんのポジションのメンバーを募集しています。
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コミュニケーションデザインセンターはデザイン職といっても、アートディレクター、クリエイティブディレクター、プロデューサーや映像ディレクターなどなど、参画するプロジェクトや施策に応じて様々な職能を担います。
また関わる領域も「サービス」「ブランド」「ブランドマネジメント」 コミュニケーションOps」と幅広く携わっています。

という背景から募集ポジションも多いため「どのポジションに応募すればいいのか悩むなぁ」という場合もご遠慮なく DM いただけたら嬉しいです。

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