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あなたは脂性肌?普通肌?混合肌?【自分の肌タイプを知る~後編~】

こんにちは!BebeLilyです。

さて、今回は肌タイプを知る~後編~になります。

もし前編を読まれていなかったら、是非一読していただけると嬉しいですし今後のお話の理解が深まるかと思います。

前回は乾燥肌についてお話しましたが、肌タイプには乾燥肌以外に脂性肌、普通肌、混合肌などがあります。では、これらの違いはなんでしょう?

①脂性肌・普通肌・混合肌とは?

前回肌タイプについて説明しましたが、ここでおさらいしましょう。肌タイプとは、内的要因により決定している肌の状態でしたね。遺伝やホルモンバランスなどによる皮脂分泌力の差が肌タイプを決定しているのです。

これらの定義に基づくと

脂性肌:顔の皮膚全体の皮脂分泌力が過剰になりすぎていることで、肌が脂ぎったような状態になる、また乾燥していない

普通肌:顔の皮膚全体の皮脂分泌力に異常がなく、肌が激しい乾燥も起こしていなければ油分過剰にもなっていない

になります。

そして一番トリッキーな肌タイプかつ恐らく一般的な肌タイプが混合肌になります。

混合肌:顔の部位において皮脂分泌力に差があり、主にTゾーンが油分過剰でUゾーンが乾燥している(もしくはUゾーンは普通肌に近い状態)

という違いがあります。

Tゾーン、Uゾーンとは以下の部位を言います。図はhttps://otona-skincare.com/skincare/post-1995/から引用させてもらいました。

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では、ここでなぜ混合肌が一般的な肌タイプかということを説明していきたと思います。

ヒトの皮膚は全身を包み込んでいるヒト最大の器官です。皮膚の一番の目的は「人体の保護」です。もし皮膚がなければ筋肉などが丸出しの状態になってしまい、それでは心臓などの大切な臓器を守るには不十分になってしまうのです。

そしてこの「人体の保護」は当然部位によって強度も変わってきます。例えば、足の裏は簡単に傷ついてしまうと歩けなくなってしまうので硬めの厚い皮膚で守られています。そして顔の皮膚はある程度薄目の皮膚でおおわれています。言ってみれば顔に傷がつくというのは命の危険性が低いということです。

顔の皮膚は薄いです。しかし顔はすべての部位の皮膚の中で一番太陽光・紫外線にさらされやすい部分でもあります。そして顔の部位において太陽光・紫外線が一番当たりやすい部分がTゾーンなのです。そんなTゾーンを守る、バリアするためにT`ゾーンは皮脂を多量分泌するべく皮脂腺が発達するようになりました。

そのためTゾーンがほかの顔の部位と比較して皮脂分泌が過剰になるのは、ある意味当然のことでもあります。

このような理由から混合肌は一般的な肌タイプと言えます。

②普通肌・脂性肌・混合肌のスキンケアのポイント

さて、ここまでの話で肌タイプの違いが理解できたかと思います。

ここからはそれぞれの肌タイプのスキンケアのポイントを説明したいと思います。


③脂性肌のスキンケアのポイント

脂性肌は皮脂分泌力が過剰になりすぎている肌のことでした。皮脂分泌力が過剰になってしまっている肌の特徴の一つが、毛穴が大きく広がっていることがあるということです。ですので、大きく開いた毛穴を収斂させる(簡単に言うと小さくする)ことが大事になってきます。

大きく開いた毛穴の収斂に大きく機能すると言われている成分の一つががビタミンCです。スキンケアにおいてはよく聞く成分かと思います。基礎化粧品においてビタミンC、ビタミンC誘導体、アスコルビン酸などと表記があるものを使用するのが望ましいです。

また、脂性肌だからといって保水保湿ケアを怠ってもいいということではないので、これらもしっかりとケアをする必要があります。脂性肌の人は皮脂は過剰にあるので、オイルカット製品などを利用して必要以上の油分を加えず、けどしっかりと保水ケアをすることが大切になってきます。


④普通肌のスキンケアのポイント

普通肌の人は、保湿バランスも保水バランスも良好と言えます。しかし普通肌だからと言ってスキンケアをなにもしなくてもいいかというと違います。正しいスキンケアを行なうことで、現在バランスが取れている肌状態を良好に保ち続けやすくなるのです。

この場合は一概には言いにくいですが、自分の肌にあった基礎化粧品を選ぶことが大切になってきます。自分の肌にあった、というのは使い続けることで自分の肌の水分油分バランスが維持できる製品ということです。

以前保水ケア保湿ケアについてまとめたnoteがありますので、そちらを読んでいただくと理解しやすいかと思います。


実際普通肌の人は正直少ないと思います。小さい頃は何もしなくても綺麗な肌を維持できたという方も、年齢を重ねることでその分の身体の変化が少なからず肌に現れてくるからです。


⑤混合肌のスキンケアのポイント

さて、最後に混合肌のスキンケアのポイントです。

まず混合肌のスキンケアにおいて一番のポイントが、これはかなり盲点かもしれませんが、別に顔全体で一種類しか製品を使ってはいけないというルールなど全くない、ということです。つまり顔の部位ごとに違う製品でケアをしてもいいのです。

例えば、混合肌のTゾーンは皮脂分泌過剰なので先述した通りビタミンCを配合した乳液や美容液でケアをしてあげる。一方のUゾーンは乾燥気味だから保水保湿ケアに重点をおいてセラミド配合の乳液や美容液でケアをする。といったぐあいです。

混合肌は2種類の肌タイプが混在していると言えるので、それぞれに合わせたケアをしてあげると肌のバランスが保ちやすいのです。

もちろんビタミンCとセラミドがどちらも配合された基礎化粧品もたくさんあるので、それらを利用して一つの製品にまとめたケアをするという方法も十分有効です。

大切なのは、自分の肌の悩みとそれにターゲットを絞った成分をうまくスキンケアに取り入れることだと思います。


まとめ

さて、ここまでそれぞれの肌タイプとスキンケアのポイントを前編後編に分けて、かなり大まかな概要をお話してきました。基礎化粧品の成分は話すととてもじゃないけどキリがないので、成分の話はおいおい複数のnoteで投稿していきたいと思います。

ここまでたくさんの保湿のお話をしてきましたが、なぜここまで保湿に重点を私がおいているのかについての説明をあえてはぶいてきました。次回はこの保湿についてのお話をしていきたいと思います。

今日の投稿が皆さんのスキンケアの役に立てたらとてもうれしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた次の投稿でお会いしましょう!

BebeLily






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