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美容看護師として応募するクリニックの選び方2

こんにちは、美容看護エージェント転職お悩み相談室です!
前回はクリニックの科目の説明に熱が入りすぎ、
途中で終わってしまってすみません…。
その分、「美容クリニックの特徴をしっかり理解できた」
と思ってもらえたらうれしいです!

今回は「美容科目によるクリニックごとの特徴」の後編ですが、
じっくりお話をしたいので、早速本題へ。
前回は美容外科と美容皮膚科を紹介しましたが、
今回は脱毛と男性、ふたつの専門クリニックについてお話していきますね♪

脱毛専門&男性専門クリニックとは?


脱毛専門クリニックは、もうすっかりおなじみですよね!
成人女性はもちろん、最近は子どもや男性の脱毛も人気を集めていて、
「脱毛が当たり前の時代」に近づいているな~と感じています。
レーザーを照射して毛母細胞を破壊し、
「永久脱毛」を叶える脱毛施術は「医療脱毛」と呼ばれていて、医師や看護師しかできないものです。
エステサロンで行われる「光脱毛」とは違って絶大な効果を期待できることから、医療脱毛派の人が本当に多いのです!

特に毛量が多かったり、毛1本1本が太かったりする人、
またヒゲ脱毛を希望する男性からは圧倒的な支持を得ていて、
今後ますます脱毛専門クリニックのニーズは高まっていくのではないでしょうか。

そして、もうひとつは近年著しく人気が高まっている男性専門のクリニック。
全国に店舗を展開している男性専門の総合美容クリニックが調べてみたところ、男性のお客様の数がここ2年間で2倍以上に増えたのだとか!
コロナ禍もあったのに、この伸びはちょっとすごいですよね…。

今まさに波に乗っている男性専門クリニックは、美容看護師の採用にも積極的です。
でも、圧倒的に女性が多い美容看護師が、男性ばかりのクリニックで働くのに不安があってもおかしくはないですよね。

数が多いために応募先を絞りにくい脱毛専門クリニックと、
数が少なく、未知の部分が多い男性専門クリニック
専門クリニックへの応募にハードルの高さを感じている人もいるかもしれませんが、それぞれの特徴を理解していれば、何も怖いことはありません!

それではふたつの専門クリニックの特徴と、
押さえておきたいポイントを見ていきましょう~。


若手の美容看護師は働きやすい!?脱毛専門クリニックの実情

大手から中小まで、多くのクリニックが取り組んでいる脱毛。
特に全国展開している大手の脱毛専門クリニックは芸能人を使ったCMを打ち出していて知名度が高いことから、あまり美容施術を知らない人は「美容クリニック=脱毛」というイメージを持つことも多いようです。

大小問わずバリエーションが豊富な脱毛専門クリニックですが、
そこで働く美容看護師の仕事内容に大差はありません。
基本的に脱毛機を使ってお客様が希望する施術部位に照射していきます。違うのは脱毛機の種類くらいではないでしょうか…。

この仕事内容をどう捉えるかはあなた次第です。
「一度覚えたら、どこの脱毛専門クリニックでもやっていけるのだからラッキー!」
「ルーティンワークだから、新しいことを積極的に勉強しなくていいんだ」とホッとする方もいるでしょう。

その一方で、「毎日決まった仕事の繰り返しで退屈そう…」
「脱毛施術しかできないなら、将来他の美容クリニックで働きたくなったときには手技が衰えていそう」と、不安を覚える人も少なくないのです。

う~ん、難しい。
この辺りは本人の資質やモチベーションによって、選ぶ基準が変わりそうですね。シンプルな反復作業が苦にならないというあなたには、脱毛専門クリニックが合っていると言えそうです。
また、最近の風潮ではたとえ手技にブランクがあっても、脱毛クリニックで脱毛技術や接客を学んだ人を積極採用しているクリニックもあります。少しでも美容慣れしている人は優遇されるってことですね!

あと、ひとつ声を大にして言いたいのは、
「脱毛専門クリニックは体力勝負」だということ!
一般的に脱毛機器はそこそこ重さがあり、
それを持ちながら1~2時間かけて施術を行います。
実際に脱毛専門クリニックで働いたことがある看護師さんからは
「腱鞘炎になってしまった」「腰痛がつらかった」という声も。
施術の合間に休憩が取れるのが理想的ですが、
忙しい脱毛専門クリニックだと次から次へとお客様が訪れるため、
1日中立ちっぱなしということも珍しくないのです…。

それでも脱毛専門クリニックは高待遇なところが多く
他の美容クリニックと比べると休日が取りやすいと言われています。
施術中はお客様とコミュニケーションを取ることも多いので、
おしゃべりが好きな人にはぴったり!

また、
「ガッツリ働いて、休日にはしっかり遊びたい」
「体力には自信がある」という若い女性からは人気が高いです。
施術自体はシンプルなので入社のハードルは低く、
初めて美容看護師に転身する人にもおすすめと言えます。

ただ、もちろん甘く見るのは禁物。
同じ脱毛専門でもクリニックによってかなりの違いがあるので、
むやみに応募するのではなく、自分に合いそうなクリニックを探しつつ、
応募するところを絞り込んでいきましょう!

未知の領域!?
男性専門クリニックの看護師のメリット・デメリット


それでは、ここからは男性専門クリニックのメリット・デメリットを説明していきましょう!

冒頭でお伝えした通り、まだまだ男性専門クリニックは少ない印象ですが、大手の美容クリニックには1日1,000~2,000人もの男性が訪れていると言います。
大っぴらに「美容クリニックに通っている」と言いたくない男性心理を考えると、実際のニーズはかなり高いと言えるのではないでしょうか!?

ひと昔前は、男性の美容施術というと「薄毛治療」や「包茎・早漏施術」が一般的なイメージでしたが、近年は治療の幅も大きく広がっています。
代表的な施術は以下の通りです。

・脱毛(全身・ヒゲ・もみあげ・鼻毛など)
・ニキビ、ニキビ跡の治療
・わきが、多汗症
・スキンケア(シミ・毛穴など)
・ダイエット

男性専門と言っても、女性と同じようなメニューを男性に提案しているクリニックが多いのです。
ただ、もちろん男性と女性では体のつくりが違いますので、
まずはそこから理解していく必要がありますね。
それでも女性に比べて施術メニューはかなり限られますので、
覚えることの量からキャリアが浅い美容看護師さん向きと言えます。
VIOなどのちょっとデリケートな施術はクリニックによっては男性看護師のみが対応するところもあります。
ただ、女性看護師がそのまま行うクリニックもありますので、
気になる方は事前に確認した方がよいですね!

そうそう!
男性専門クリニックのひとつの特徴として、
勤務する看護師にも男性が多いという点があげられます。
これをメリットだと捉える女性看護師って、実は少なくないのです。
大小関わらずクリニックのナースステーションって、
いわゆる「女の園」であることが本当に多いですものね…。
女性同士特有の気の遣い合いに疲れてしまった人にとって、
男性ナースが多いクリニックは新鮮に思えるかもしれません。

そんな男性専門クリニックで美容看護師として働くときには、
何よりも男性への配慮が求められます。
女性視点では褒め言葉と思われがちな「かわいい」といった言葉が、男性を傷つけてしまうことも。
そもそも美容クリニックに通っていることへの羞恥心がゼロという男性も珍しいので、その辺りの男性心理を汲んであげられる人が理想的です。

あと、一度男性クリニックで働くと、勉強できる施術の幅が限られてきます。そのため、次の転職を考えることになった際に自分のスキル不足に気づくことも。この辺りのメリット・デメリットを考えて応募先を決めていきたいものですね!

4つの美容クリニック科目をすべて紹介いたしました。
あなたにぴったりと思える科目は見つかりましたか?
ここまで紹介した特徴はあくまで一般的なものですので、
実際に応募する際にはより深く勉強することをおすすめします。

それではまた次回をお楽しみに!


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株式会社Parafeed/美容看護エージェント
https://biyou-kango.jp/
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