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高良大社を美的面からみる①高良大社とは

こんにちは。ゴールデンウイークが過ぎ、段々暑くなってきましたね。
今回はあまりご存じの方も少ないであろう、そして僕が一番好きな神社でもある、福岡県にある高良大社について、毎日少しずつ話していこうと思います!
まず今日はそもそもの話、高良大社とは何かについて書こうと思います。

1 高良大社の歴史など

高良大社本殿の写真!参拝時天気が悪く、映えてないです(笑)

高良大社は福岡県の久留米市にある筑後一之宮の神社です。久留米と言えばで真っ先に思いつくのはラーメンとかですかね。

歴史は古く、祭神がご鎮座されたのは367年または390年、社殿が出来たのは400年ともされています!とても歴史のある神社ですね。

しかも古くは天皇家と関係があり、鎌倉時代まで社殿造営など天皇によって行われていたり、高良山周辺の荘園が名目上上皇所有のものだった時期があったりと、昔はそれなりに知られた神社であったことが分かります。

また古くから仏教との関わりが深く、古代前期の末から盛んであったことが分かっていて、境内で写経、読経などが行われていたことが分かってます。


2 高良大社の推しポイント

今回は最後に高良大社の推しポイントを話しておしまいにしようと思います!

それはこれです!

石段です!

これは神籠石といって、飛鳥時代に作られた山城の跡です。

この石段を登って神社へと向かうのですが、千年も前に作られた建造物の上を踏んで登っていくロマンを感じることが出来ます!

この神籠石には伝説があって、
昔、元は今の祭神とは違う高木神という神様がこの高良山に住んでいました。
そこに現在の祭神である高良玉垂命(コウラタマタレノミコト)が一晩だけこの山に泊まらせてほしいとやってきました。
そこで高木神は山の麓に降りて山を譲ったところ、高良玉垂命は山を結界で囲い、高木神は追い出されちゃいました。

この時張った結界がこの神籠石ということなのです。

ただ考古学的には、神様が結界を張ったのではなく、大野城等代表する朝鮮式山城の1種であるとされています!

ただこの石段の美しさは言葉では語れないものなので、気になられた方はぜひ参拝して体感してみてください!!

今回は以上です!次の記事ではいよいよ高良大社蔵の八幡縁起について話していこうと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました !
また次の記事も読んで頂けると嬉しいです!


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