「学校に行かない」それでも信じた

前回書いた記事
「学校へ行きたくない」は子どもからのサイン
をもう少し詳しく
どんな対応をしたか
について
書いていこうと思う。

1.学校を休んだ日は、好きなこともとことんやらせた

「好きなことばかりしていたらなまけるんじゃないか?」

という考えよりも、

・好きなことを見つけることや没頭すること
・やりたいことをやって、まずは子どもの心を満たすこと

の方が大事で、
これらのことが
次の成長(意欲、挑戦、好奇心)
に繋がるのではないかと思ったから。

休む理由の時に、
「やりたいことがあるから」
と言ったこともあった。

「やりたいこと」とは、
絵を描いたり、
工作をすることだと言う。

それも受け入れ、
休ませたこともある。


2.休んだ日もやることはやろうという姿勢は大切にした。

勉強、運動は
いつもやるよう
朝、計画を立て、
1日の終わりに
どれくらいできたか
一緒に振り返る時間を取った。

決められた時間を
過ごすのではなく、
自分で
スケジューリングする
という経験も
できたのではないかと思う。

もちろん、
できないことも多かった。

ただ、
そういう失敗も経験のうち
として、
あまりガミガミ
言わないようにした。

失敗しないと
分からないことも
あると思うから。

・これをやることができた
・これができなかった
・次はどうする

など、
振り返りを
することを大切にした。

2.「学校へ行ったら褒美を与える」ことはしたくなかった

褒美を与えて
行動をさせようとすると、
その行動の
目的が曖昧になる。

何より、主体的でなくなる。

誰かに褒美を
与えられないと、
動かない人間になる。

自分の意志で行動して、
初めて学びに繋がる。

嫌々学校に行っても、
勉強も身にならない。

1日のほとんどの
時間を過ごす学校を
嫌々過ごす事で、

「人生とは嫌なことも我慢するもの」

と思って欲しくなかった。

これからは

「好きなことを仕事にしていく時代。」

子どもの時から
嫌々何かをするのではなく、
好きなことを見つけたり、
没頭する時間を
過ごさないと、

「好きなことを見つけ仕事にする」

ことなどできないのではないだろうか。

【まとめ】

振り返ると、

・嫌になったり、疲れたら休んでいいという安心感
・やりたいことがある時には、きちんと自分の思いを説明し、親と交渉できる

と言う自信がついたのではないかと思う。

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