2020年7月6日 ミニマリズム

荷物の整理を本格的に始めた。気持ちの整理もついて、引っ越しの準備を始めた。断捨離は楽しい。大学3年生の時に「ミニマリズム」の考え方に触れて、自分に必要な最低限のモノを持って暮らすことで周りに振り回されず、自分らしく生きられる生き方を知った。それから5年、時折ミニマリズムの考えを思い出して荷物や洋服、書類など必要のないものは処分している。生きていると意識していないうちにどんどんモノが増えていく。モノが増えると動けなくなる。大切なものがモノに埋もれて見つからなくなる。

少なくとも私はモノが増えると動きが鈍くなって悪影響しかないので意識的にモノをへらすように心がけている。メディアに取り上げられる部屋の中が空っぽのミニマリストの方とは違うけれど、自分に必要なものだけ所有する考えは一緒だ。

ここ5年くらいで一番変わったことは本を買わなくなった。以前は必ず本棚があって、もう読まない本もたくさん積み上げていた。でも、本棚は必要ないと思い処分してから5冊くらいのお気に入りの本と、図書館で本を借ればいいので特に不自由はしていない。大好きだった洋服も毎シーズンごとに新しいトレンドを追いかけて買い足すのが楽しかった。でも、今は洋服を買う基準はトレンドではない。自分が身に着けて美しく見える服、素材などに基準が変わった。トレンドを追わなくなったので、たくさんの洋服は必要がなくなった。

生きている中で何度か本当に自分に必要なモノを考える時間はとても大切だ。忙しいとなんでもため込んでしまって疲れてしまう。身軽に生きるためにミニマリズムの考えを取り入れる。


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