消えた1000万
気づけば50代。30代に離婚、起業を経験してます。
2024年を幸せに生きるヒントになれば!
1日が終わる前に、潜在意識のクリーニング
今日のお話は《仕事:消えたお金》です。
健康系の飲食店をしていますが
実はその前に居酒屋をやっている
時期がありました。
お店はとても繁盛していて
多くのお客様に利用していただきました。
ランチタイムも駅から徒歩3分の立地では
難しいワンコインランチも当たり
よく満員になっていました。
ところが色々理由はありますが
出店してから失ったお金は
トータルして約1000万でした。
途中で原因解明に努めましたが
ずるずると6〜8ヶ月が過ぎ
あっという間に損失が大きくなりました。
そうしている間にコ◯ナが蔓延し
来客が一気に減ったこともあり
大きな赤字を出して、居酒屋を
たたむことに決めたのです。
この体験は教訓になり今の
健康系の飲食店に活かされています。
初めての飲食店経営なのに
私は飲食のアルバイトですら
一度も経験したことがありませんでした。
当時のシェフはとても優秀な女性で
料理も上手く、仕入れもできることから
店長をお任せしました。
料理ができるだけのシェフでは
献立と原価のバランスを取れませんが
店の利益も考えられる頼もしい店長でした。
アルバイトのスタッフとも仲良く
手作りのメニュー表づくりを楽しんだり
スタッフのお誕生日祝いなどにも気の利く人で
お店全体のモチベーションアップにも
抜かりないリーダーシップを発揮しました。
当時の私は
こんな完璧な店長がいてくれたら
鬼に金棒!怖いもの無し!
くらいに思い込んでいて
油断しまくっていました。
飲食店についての勉強は
全くしなかったのです。
店長のお給料は飲食店としては
いい額を出していると思いましたし
店長の出勤日数は好きにできて
お店さえ回れば勤務時間すら自由でした。
毎月の売上表を見ても
しっかり売り上げは上がっていました。
結果だけ言うと
実際通帳の金額と売上表には
とんでもない差額があり
最終損失が出てたという話なのですが
原因は全て自分の驕りだったと思います。
100円でも安い牛乳のために
いつもより遠いスーパーまで
買いに走った主婦時代を過ごした私にとって、
お金を失うことはとんでもない恐怖でした。
結果的には早めの損切りで
損失が1000万で済んだのだと解釈しました。
お金を失うのは痛かったのですが
良い勉強代金だったと思えました。
それより店長やスタッフを疑う経験が
実は一番しんどかったのです。
お店をたたむ時に店長は
「子供を産みたいので辞めたいです」
とタイミングよく退社を決めましたが
お互い後味の悪いお別れでした。
今思うと、
・レジや決済方法の改善
・スタート時から店内にカメラ設置
・まとめて上がる売上表のテコ入れ
・通帳の入金システム
・スタッフのバイト代支払い方変更
改善できることはたくさんありました。
店長に頼りきりで全てを任せ過ぎた
私に全ての原因がありました。
本当にもう飲食店なんて懲り懲りだ!
二度とやりたくない・・・
そう思ったのも束の間
規模を3分の1にしてコンセプトの違う
飲食店をスタートさせてしまいました。
どうやら私はあんまり賢くないようです。
「今度こそは!」
そう思えてしまうとスタートせずには
いられないみたいで、
チャンスだと思うとチャレンジしてしまいます。
この失敗を失敗のままに
したくなかったのかもしれません。
今の飲食店はコンセプトも
目的も全く変えましたが
前回の経験なく今の店舗の運営は
できなかったと思います。
本当に私は失敗からしか
学ばないのだなとつくづく思います。
そして、初代店長にも今の店長にも
スタッフみんなにも感謝です。
今の店長とスタッフと楽しく
お仕事ができていることが何より
私の財産になっています!
失敗と言うと何を想像しますか?
その失敗から何を学びましたか?
それは今にいい影響を与えていますか?
失敗を良い経験に変えるために
さらにチャレンジしていますか?
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