腸活にも「サイリウム」
腸活やダイエットに役立つ「サイリウム」をご存知ですか。
お通じの改善を目的としたダイエット・低糖質レシピに関心がある方に注目されているサイリウムは、料理に干渉するような味や匂いがないために、使いやすいことでも人気です。
グルテンフリーのパンづくりにも、サイリウムを入れることで成形しやすくなるため、手作りされる方には重宝されているのではないでしょうか。
サイリウムは食物繊維が豊富で、水を含むと膨張してゼリー状になる性質があることから、満腹感を得られやすく低糖質を謳うゼリー飲料やインスタント食品にも使用されています。
サイリウムと呼ばれるものはインドオオバコとエダウチオオバコで、ヨーロッパから西アジアに見られる一年草で、この種皮を粉状にしたものが使われています。
サイリウムには水溶性・不溶性ともに食物繊維も含まれていて、腸内細菌によって分解されると植物性乳酸菌のエサとなり、善玉菌が増えることで腸内環境を整えてくれます。また、血糖値の改善やコレステロール値の低下も期待されています。
そうです。なんだか似ていますね。
お米のヨーグルト「マイシュワグルト」にも腸内環境を整えてくれる植物性乳酸菌たちがいます。
＜⚠︎サイリウムを召し上がる際の注意＞
・サイリウムは、摂取する際の推奨量が定められています。
摂り過ぎると下痢や腹痛などの症状が出ることがあります。1回の摂取量は4～8g、1日の摂取量は10～20gを目安にして、ご購入されたサイリウム商品に記載の摂取量の範囲で召し上がってください。
・粉のままで召し上がると、喉に詰まる危険があるので必ず溶かしてお召し上がりください。
・４０度以上だと溶けにくくなる性質があるのでお水や、40度以下の飲み物がおすすめ。
2月の美腸レシピではサイリウムとシュワグルトを使ったもっちり食感を楽しむ「おやき」をご紹介しています。スタッフからは、「お餅みたい」「海苔を巻いて食べたい」など好評でした。ぜひお試しくださいね。
＜以下参考資料＞
サイリウムからの水溶性食物繊維は2型糖尿病患者の血糖反応及び体重を改善する(ランダム化臨床試験)
パン中のグルテンの代用品としてのサイリウム
サイリウムがブラジルの子供と青少年のLDL-コレステロール濃度に与える影響:ランダム化プラセボ比較並行臨床試験
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