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モヤモヤしたら文章を書こう

文章には、2種類の形があると思う。一つは、相手に「情報を伝える」文章だ。アナログなところで言うと、新聞や本。私たちに馴染み深いところで言うと、ネットニュース。世の中に溢れている文章のほとんどは、誰かに「情報を伝える」ためのものだ。

もう一つは、「自分の頭の中を整理する」文章だ。これは、相手に伝えるためのものではない。自分自身と向き合うためのものだ。

思ったことなんて、一晩寝れば忘れるのがほとんど。そのとき感じたことは、そのときにしか思えない、いわば生ものなのだ。自分の中から出た生ものを永久保存するための方法、それこそが「自分のための」文章を書くことだ。

ここでいうところの文章というのは、文法、語順、全部無視でOKだ。とにかく、思いつくことを殴り書きしていく。ストレス発散のように。

私はそうして、日記を書き続けてみた。自分しか読まないからと、本当に適当に書いた。

そんなクソみたいな文章は、自分が迷ったときに見返してみるといい。日々の小さなぼやきのようなものが、今の自分を作っているのだから、「こういうことがあったからこう思ったんだ」と理由づけができれば、納得できる。

メモでもいいから、モヤっとしたことがあれば書き残していこう。大したことないメモが、自分の人生に大きな影響を与えるかもしれない。


最後までご覧いただきありがとうございました。


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