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サバイバル

私たちは、それがあることが当たり前すぎてその大切さを見失ってしまうことが多々ある。

電車が定刻通りに来ること、蛇口をひねれば綺麗な水が出てくること、安全なところで寝られること。これらは私たちの日常に溶け込みすぎて、それがなくなることはありえないと思っている。

そんな私たちの「当たり前」の生活がなくなったらどうなるのか?それを教えてくれるのが、映画「サバイバルファミリー」である。

何も不自由なく暮らせる東京から、突然電気が消える。電車は使えず、自動ドアは開かず、銀行のATMも使えなくなる。さらに、水道もガスもなくなり、東京は機能不全に陥いる。

このまま東京にいては死んでしまう。大阪行けば電気が使えるとの噂を元に、どこにでもいる平凡な4人家族が、自転車で西を目指す、という物語だ。

私たちは当たり前の恩恵を受けすぎていて、それがなくなったときにものすごく無力になるということだ。

食べ物ひとつにしても、どの草を食べればいいのかわからない。水も、綺麗だからといって飲んでもお腹を壊してしまうこともある。移動だって、自力で自転車を漕ぎ続けなければ目的地に辿り着かない。さらに、スマホも使えないので現在地を知ることもできない。

もし映画のようなことが現実に起こったら、私たちは生き残れるだろうか?また、バラバラだった家族が絆を取り戻す過程にも注目してぜひこの映画を見てほしい。


最後までご覧いただきありがとうございました。


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