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内定ブルーにご用心

年を追うごとに「夏」が長くなり、秋の存在感が薄くなってきているような気がする・・・スタッフのバービィです。

10月1日は、多くの企業は「内定式」を行いますよね。
準備に追われている企業の人事担当者の皆様が多いのではないでしょうか。

この「内定式」が近づいてくると、懸念されることは「内定辞退」ですが、近年『内定ブルー』というネーミングがつけられているようです。

マリッジブルー、マタニティブルー、大人ブルー(違う)・・・
いろんなブルーがありますが、ついに内定にもブルーが。
ちなみに勤労者のライフイベントによるストレスについては、こんな風に点数化されており、「結婚」「出産」「転職」はそれぞれ高得点になっています。

本来「喜ぶべきこと」「おめでたいこと」なのに、不安に思いストレスになる。内定ブルーもごく自然な気持ちに動きであると言えるでしょう。
また、そしてそれは克服しなければならない気持ちの動きであるとも言えます。不安な気持ち流され、結婚や出産をあきらめたりしないことと同じですよね。
ただ、適切なケアがなければ離れていってしまうことも・・・

それでは、内定承諾後、不安に陥る学生たちに企業の人事担当者が出来ることには、一体どんなことがあるのでしょうか?
こちらの記事には、具体的なケアの時期やその方法が詳しくまとめられています。

こちらの記事によれば、内定ブルーに陥りがちな時期は4つあるそうです。
1.内定承諾後
2.大型連休後 (5月のGW明け)
3.内定式前後 (10月)
4.入社直前  (3月)

つまり、今はまさに3.の内定式前後で「内定ブルー」が発生しやすい時期ですね。内定ブルーを理解し、会社の今後を任せていく若者たちをフォローしなければ、よい人材を失うことになりかねません。
そのためには「何が有効なのか?」

・1on1でコミュニケーションの質を高める
・オフラインで「体感」を取り入れる
・内定者アルバイトなど実体験を取り入れる
・内定者同志がコミュニケーションできる場を作る
・先輩とコミュニケーションできる場を作る
・内定式であらためて魅力付け、動機付けを行う

このような方策が提示されています。なるほど、もっとも・・・と思いますが、では具体的にはどんな施策が有効なのでしょう。
ひと昔前なら内定者を集めて「食事会」を開催した企業も多いでしょう。でも「初対面同志」そこに「先輩」が加わる会食の場は、緊張の方が大きく「何を話していいかわからない」状態になりがちです。食事会とは名ばかりで何を食べたかすらわからない緊張の中で過ごすことに…。

それに、「今日は緩やかな会だからなんでも自由に話し合って」と言われて自由に話せる大学生は、かなりの豪傑です。

初対面の人同志の場では、参加者に丸投げするのではなく、ある程度場が温まるような『お膳立て』が必要だと言えます。

そこで、お薦めしたいのが私たちの提供するプログラム
トレーニングビート®なのです。
こちらの動画をご覧ください。

こちらは、当日のその場での即興演奏です。
約200名で一緒に実施しています。
内定者も在職者も先輩後輩関係なく、その日その場に集まってこんな風にみんなでアンサンブルできたら・・・ちょっとした特別な体験を持ち帰ってもらうことができます。

「私たちはこれから一緒に働く仲間」
「今、この場でひとつになれた」
「お互いが自然とほほえみあうことができた」

こんな感覚をもたらす、トレーニングビート®はうってつけのプログラムです。それに、「いかにも研修」じみていないので参加へのハードルも低くなります。
これは何を言いたいかというと・・・

社会人のための教育プログラム色が強い研修については、コンプライアンスが厳しい昨今、内定者であっても「賃金」を支払う必要が出てくるケースが多いと思われます。
仮に、内定者研修は「任意」とうたったとしても、実際問題内定者にとっては「行かなくちゃいけないよね」という気持ちが働きます。
そして参加して「やっぱり仕事みたいなもんじゃん」という気持ちになったとしたら「これって私たち賃金を支払ってもらうべき研修だったんじゃないの」というモヤモヤ感を内定者に抱かせてしまうかもしれません。

内定者への研修について「賃金」の支払が必要かどうか?については、記事によれば、全員参加であったり、そこに参加しないと今後の業務上不利益になる場合は支払い報酬が発生するとあります。
但し会社によってケースバイケースなところがあるので、顧問社労士に相談するのが賢明です。

一番いいのは、「任意」だけど「参加したくなる」ような研修で、かつ、これから入社する会社に対してエンゲージメントが生まれるような研修ですよね!!
任意って言われたし、気楽に参加してくださいと言われたけど、「本当に気楽に参加できて、しかも参加してよかった!」と思われるようなそんなプログラムを用意して内定者を温かく迎えてあげて欲しいと思います。