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「教育リトリート」に参加して

8/12-13の2日間で、「教育リトリート」というイベントに参加した。


この活動内容について詳細を書くつもりはないが(私の中でこのnoteは自分のための思考の記録なので)

簡単に言うと、
「教育に携わっている全国の色んな人たちで集まって、何かゆるっと楽しいことをしよーぜ!」
というもの。

半分以上の人はほぼ初対面。
私は去年に引き続き2回目の参加で、今年も新たな繋がりが増えて本当に楽しかった。
アクティビティはもちろんだが、このイベントの醍醐味である「対話」の中で、気付きや今後考えたいことが見つかったからだ。
今回の投稿ではそれを書き留めておきたい。


  1. 「外れ値の外れ値の外れ値」
    あまり自覚はなかったけれど前提として、私たち参加者は「外れ値の外れ値の外れ値」らしい。
    確かに、こんな真夏のしかもお盆に、大人が一泊二日で集まる。しかも「何か明確な対価」が掲げられている訳でもなく、何か言葉では言い表しにくいこの「ワクワク感」に価値を感じて飛び込んできた人たち。
    確かに外れ値かもしれない。笑
    だから、
    ここに集まった人たち=教育業界各職種を映す人たち
    ではない、ということ。
    この旅の一番最初にこの話を聞いたことで、良い意味で現実を念頭に置いて過ごせた気がする。

  2. こんな方が担任の先生だなんて、本当に素敵だな
    肌感覚だが、今回は教員をされている方が多かった。
    移動中、BBQ、レク、SUP中…
    誰もが全力でその時を楽しみ、盛り上げ、人のために動き、じっくり話もする。
    自分が小中学生の頃の学校の教室を思い浮かべ、その方々が教壇に立つ姿をイメージしたら、
    (現役の先生方なので当たり前かもしれないが) めちゃめちゃしっくりきたし、楽しそうな子どもたちの声が脳内で鳴った。
    いいなぁ、その先生のクラスの生徒になってみたい、もしくは将来自分の子どもの先生がそんな方だといいな…
    いや、もしくは自分が先生になっちゃう?
    いやいやいや……
    前の自分ならその思いを大きくしてただろうが、今はまだないかな……というのも……

  3. 「教員の配属先は『ガチャ』」
    と、何人かの方が言っていたからだ。そっかーーやっぱガチャなのかーー。
    参加者で教員として楽しく働いている方々はいわゆるガチャで「当たり」を引かれた、もしくは「ビミョー」でも「当たり」に変えるチカラがある方たち。
    けれどそれが一般的で大多数ではないのが現実だと思う。
    私の友達にも何人か教員をやっている子がいるが、せっかくアツい想いがあっても激務に忙殺され、古い固定概念が「正」とされる文化や人間関係にボロボロになっている「ハズレ」を引いた子を見ると、本当に苦しい。
    私は理不尽なことが大っ嫌いで、我慢ならない。だから、私の中の「先生をやってみたい」という想いは、まだしばらくは「ハズレを引くリスク」を越えられなさそうだ。。

  4. 公教育以外の学校という選択肢
    今回の出会いで、私の今後のキャリアを考える上で比較的現実味があって興味を持ったのが、フリースクールや私立学校で働く方々。
    こういうとこなら、習い事という短時間ではなくもう少し長く、生活の一部として子どもや親と関われる。また、働く同志も同じ価値観を持った人が多そう。ただ、月謝の面でやはり「教育が贅沢品になってしまう」という壁はありそうだし、労働環境という意味では犠牲が増えそう。。
    そーんなことを少し考えながら、でもそれを真剣に考えるのはまだだいぶ先になるんだろうなぁ。なんてったって、今は今の場所が楽しいから。

  5. 「今の会社でそれできてるの?」
    投げかけられたこの5,6,7の問いは、結構刺さった。良い意味で手厳しく、今の私にとっては大事な問いだと思う。
    一人の先輩に、自分のやりたいこと、今の仕事について話した。すると、「で、教育のどんなことがやりたいの?」「今の仕事でそれができてるの?」と聞かれたのだ。
    (えーーー!?できてることない!?だってこんなに楽しく働けてるよ!?えぇ!?もしかしてできてない!?)
    と、驚きと同時に不安が湧いて上手く答えられなかった。だって、ここが最適解だと信じて就活し、働いて納得していたのだから。
    もちろん、初めて出会って数分話しただけだし、お互いまだ知らないことや説明不足も多いから、その方の言うことが全てではない。しかし、改めて振り返るには良い問いとなった。

  6. 「どんな成長をしたいの?」
    これも、えぇっと、!?!?となった問いだった。就活の時に考えたはずなのに忘れてしまい、良い返しができなかった。お話する中で「マネジメント力」がその一つだと思い出したが、なぜ、何のために、それを通してどうありたいのか、今一度考えてみたいと思った。

  7. 「楽しいことがなくてつまらない」は「そもそも自分がつまらない人間」
    私が「休みの日がなんだかつまらない。満ち足りない」という話をしたら、タイトルほどストレートではないがそんなことを言われてしまった…!!!笑
    お酒も入っていたしみんなも私も笑って、「いやーーそっかーーそうですよねぇ😂」とか言って話してたが、内心、若干、凹んだ。
    え〜〜?なんで?どうすればいいのよォ!…ひとまずこの件は後日考えよう。うん。もっと日常を楽しくしたいから。

  8. 「努力」は誰もができることではないらしい
    数人で「過去に決断したこと」というテーマで話したとき、私は就活のことを挙げ、高校大学受験と違って努力が報われて少し自信になったというお話をした。
    すると一人が、「努力できるってすごいね、私はできないもんなー」と言ってくれた。
    えーそうなのか、努力は誰でもできるものではないのか。。
    そういえば確かに、世の中には努力をせずとも何でも器用にこなせる人がいることが以前考えたことがあった。そういうタイプの人が羨ましく、そうでない自分を酷く悔やんで凹んでいた。
    けれど今回改めてすごいって言われたことで、「これも才能の一つか〜それならまぁいっか!」と少し肯定できた。だって、努力することで得られる達成感、自信は何にも変え難いから。

  9. 心身のタフさ
    今、30代を超えて社会人として脂が乗って活躍している方々を見ると、共通して言えるのはやっぱり皆さんタフだということ。体力はもちろん、精神的にも。置かれた環境がどんなに厳しくても、味方を増やして成果を出している。
    私に足りないのはこれだなぁと。。最近はコンフォートゾーンが広がってきてこの1ヶ月はメンタルが堕ちなかったので、今後はこれを安定させること、そして保身に回らず味方を増やす行動を積極的にしたい。

  10. アンテナの大切さ
    ある一人に自分の参加経緯を話したら、「違う畑出身でそのアンテナの高さはすごい」と言われた。
    確かに、昔から母の影響か色々情報をキャッチしたり、面白そう!自分のためになりそう!とフッ軽に参加することが多々あった。それらが今の自分を作ってることは間違いないし、そう言ってもらえたってことは自分の強みかもしれないから、今後も大切にしていきたいなぁと思った。


わーー思いの外長くなってしまった…笑

2日間を終えて総じて思うのは

「参加者の皆んなのように、
社会人何年経っても、
常に自分のやりたいことと向き合い、
ワクワクしている人でありたい」

ということ😌🌱

よーし頑張るぞォ!!!

最後に…
SUPめちゃめちゃ楽しかった!!!!!🏄🏻‍♀️

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