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見て楽しむ側から守れる側になれる

大阪から長野を経由し、
電車で新潟へ向かう今朝の道中。
乗り換えで次の電車まで
1時間半近くある駅へ降り立つ。

新潟旅の中でも行ったことがない地域で、
これもまた何かあるかもと思い、
駅周辺を散策してみることに。

早速判明したのが、
日本海が近くにあること。

海が大好きなもんで、これは行きたい。
しかも徒歩で15分ほど。 
十分な時間がある。

トコトコと足を運び、
たどり着いた新潟の海。

 

あれ?女性らしき人がもう既に?
ちょこんと座ってる。

背中から何か訴えかけているような、
そんな感じがして、
どこか悲しげにも見えた。

横に回ってみると、
やっぱりどこか悲しそう。
何があったんだろう?

近くにあった案内文を見てみると、

この像は、
上越市出身の小川未明の童話に出てくる人魚に
ちなんで制作されたもの。

北の海を背景に、
人の心の優しさ、みにくさ、弱さなどを
表現しようとしたものだと言われてる。


より海岸の方へ足を進める。
すごく綺麗で青々した海。
お天気にも恵まれ、雲ひとつない青空。
最高のロケーション。
体の力を抜いて深く息を吸って吐いて、
とても気持ちいい。

波打ち際を見ていると、
個人的に目に留まったのが、
この白く光るキレイな貝の殻。

こんなふうに、
いろんな貝殻が落ちているのが
海ならではの1つ。
お気に入りの貝の殻を見つけるのも
楽しそう。 

この海岸沿いをよーく見ると、
貝殻ならまだしも、
いろんなものが散在しているのがわかった。

と、ここで思い出したのが、
朝活で一緒の方が行っている、
ビーチクリーンの活動。
興味はあったけれど、
なかなか参加する機会に行けずじまい。

だけど、今朝の自分はいつもとなんだか違くて。
カバンの中にスーパーの袋がある。
手袋も入っている。10分でも時間がある。

「じゃあ、やってみよう!」

と、お掃除専用セットみたいなのはないけれど、
あるものだけで、散らばっているものを見て、
ビーチクリーンをやろうと決めた。

拾ってみて多かったのが、ビニール製の袋やモノ。
コンビニなどで買って食べたと思われる、
プラスチック容器。
たまに他国から流れ着いたものもあった。

容器関係は中に砂が多く入っていて、
長く海岸に点在してしまう要因にも
なってしまうんだろうなあと思った。
1つひとつ砂を取り除きながら、
拾い上げるのも時間がかかるし。

今回は10分だけだったけれど、
1袋が満パンになるくらい、
多くのモノが取れる。

自分が取れたのは、ほんのごくわずか。
実際まだまだ拾い切れないモノが
果てしなくあるのが正直あって。

それでも、気持ちはスッキリ。
少しでも新潟の海を
見て楽しむ側から守れる側になれた気がして。

初めてのビーチクリーン、
ちょっとでもやってみると、
見えることや感じることが
ずいぶんとあった気付きでした。

後々調べてみてわかったのが、
新潟県ではビーチクリーンのような活動する人を、
「海の守り人」と呼んで
活動を行っているとのこと。

新潟で海の守り人、
カッコいいじゃないですか!
ワクワクするのは私だけでしょうか?

ただの清掃ではなく、
海を守ることに繋がるんだと思うと、
やってみる楽しさも違うんだろうなあ。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

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