バール・セカンダリ

バール・セカンダリ

記事一覧

『C市』では存在しなかった希望が描かれる作品だが、どうやってあの二人が世界を救うのか想像もつかない

 『C市からの呼び声』読了する。あっちゅうまだったな!!!! ロで始まりタで終わる地獄と比べてなんて俺に優しいんだ。でまぁ、巻末には『C市』が収録されているわけで…

困った。人の心がわからない。

猟銃の効かない神話生物が柴犬に嚙み殺された。ナンデ???

『酔歩する男』の後日譚なの!?

 読み進める。とてもテンポが良いと言うか、表紙から受ける印象通りあまり描写を濃くせず、出来事の記述だけを書いている印象。それは褒めてんのかと言われると、多分褒め…

くとひゅーるひゅー

 『C市からの呼び声』とは、衆生が生の苦しみにあえぐこの世界に、ほんのひと時御光臨あそばされた神のひと柱であらせられる小林泰三のクトゥルフ小説である。確か『脳髄…

『C市からの呼び声』を読み始める。

其の名『ロリヰタ』、地獄なり

 読了する。当然ながら俺は本作の想定読者でもなければ推奨読者でもなく、文章の中に散りばめられたパロディだか言葉遊びだかはすべて、ほぼすべて理解しないまま読了した…

キューって誰??? いやマジで

 『ロリータ』、カスはしばらく去ったロリータちゃんを死に物狂いで探したが、見つからず、数年が経った。諦めたカスはリタという名の微妙に頭がおかしい女とネンゴロにな…

去年の終わりごろから続いていた企画会議がようやくひと段落つき、アンタゴニアス二部完結に向けてのロードマップが定まった。

プロットポイント2には到達したのだろうか

 どうせ『ロリータ』を読もうなどと考える人間はいないのでネタバレとか特に自重せず書くけどロリータちゃんがカス氏のいとこのおっさんに連れ去られるというインシデント…

個々の描写には見るべきものがあるが、構成がカス

 テニスを、しはじめました。テニス……テニスですか……あの……せっかく出てきた拳銃とか……その……追跡者とか……なんかそうゆう……なんか……あぁいや……いいと思…

何を楽しんで欲しいんだよ作者は

 相変わらずダルい旅が続く。ただしなんだか赤い車が二人を追跡している? みたいな展開がある。まぁ……うん……旅以外に何か情報があるのはいいことだな……うん……。…

お前の心理描写とかマジでどうでもいいからとっととその拳銃で誰か撃て。

拳銃が登場する。いいぞ。こういうのでいいんだよこういうので。あらゆる物語は軽率に凶器を登場させろ。

何のために読んでいるんだ俺は

 しかし読むんですよ。面白いからではない。リタイアすると負けた気分になるからである。だがこうしてつまらん話に付き合わされ続ける時間損失を考えると仮に読了したとこ…

『ロリータ』を果てしなく読み進めたくない。こういうテンションになった作品で、「最後まで読んだら面白かった」なんてパターンはほぼない。『セラフィタ』のように!! 『セラフィタ』のように!!

『C市』では存在しなかった希望が描かれる作品だが、どうやってあの二人が世界を救うのか想像もつかない

 『C市からの呼び声』読了する。あっちゅうまだったな!!!! ロで始まりタで終わる地獄と比べてなんて俺に優しいんだ。でまぁ、巻末には『C市』が収録されているわけであるが、やはりこっちのほうが圧倒的に面白い。というか『C市からの呼び声』に期待したのは、やがて降臨し人類を滅ぼすCに対する主戦派と反戦派と懐疑派の議論に関して、もっと深い所まで掘り下げてくれることだったのだが、そう言うものは特になく、神話

もっとみる

困った。人の心がわからない。

猟銃の効かない神話生物が柴犬に嚙み殺された。ナンデ???

『酔歩する男』の後日譚なの!?

 読み進める。とてもテンポが良いと言うか、表紙から受ける印象通りあまり描写を濃くせず、出来事の記述だけを書いている印象。それは褒めてんのかと言われると、多分褒めてる。とてもカジュアルに異世界転移し、ルルイエが浮上し、人がたくさんゴア死する。クトゥルフも前半に出てきて気軽に爆発四散する。素晴らしい。本筋以外の情報がないのである。とにかくそういうジャンルなのだ。いいぞ。もっと爆速で話を回してくれ。それ

もっとみる

くとひゅーるひゅー

 『C市からの呼び声』とは、衆生が生の苦しみにあえぐこの世界に、ほんのひと時御光臨あそばされた神のひと柱であらせられる小林泰三のクトゥルフ小説である。確か『脳髄工場』に収録されていた短編『C市』の前日譚に当たる作品のようだ。『C市』はまぁ、詳細は述べないが少なくともハッピーエンドではない。SFとして成立させながらも実に正統派なクトゥルフであった。それに対して『C市からの呼び声』は、表紙がなんともB

もっとみる

『C市からの呼び声』を読み始める。

其の名『ロリヰタ』、地獄なり

 読了する。当然ながら俺は本作の想定読者でもなければ推奨読者でもなく、文章の中に散りばめられたパロディだか言葉遊びだかはすべて、ほぼすべて理解しないまま読了した。恐らく作者のウラディミール・ナボコフとて俺のようなあほに代表作をしたり顔で評価されるのは不本意であろうということは想像に難くないが、俺は本書を金を出して買い、俺なりに誠実に向き合い、流し読みなどという恥ずべき行いは一切せず、正々堂々すべて

もっとみる

キューって誰??? いやマジで

 『ロリータ』、カスはしばらく去ったロリータちゃんを死に物狂いで探したが、見つからず、数年が経った。諦めたカスはリタという名の微妙に頭がおかしい女とネンゴロになりしばらく過ごした。それからまた無意味なグダグダした長文がうんざりするほど続いたのち、ロリータちゃんから手紙が来る。要約すると「結婚して妊娠して旦那が新しい大きな仕事を任されたんだけど、なんか新生活に移行するまでに金が足んないので金くれ」と

もっとみる

去年の終わりごろから続いていた企画会議がようやくひと段落つき、アンタゴニアス二部完結に向けてのロードマップが定まった。

プロットポイント2には到達したのだろうか

 どうせ『ロリータ』を読もうなどと考える人間はいないのでネタバレとか特に自重せず書くけどロリータちゃんがカス氏のいとこのおっさんに連れ去られるというインシデントが発生。にわかに話は急展開、したのだろうか。遅すぎるわ!!!! あのね、その展開自体はいいんだけど、本当に、本当に、心の底から言うけど遅すぎる。何ならロリータちゃんと一線を越えた次の日には来てないと駄目な展開だろそれ。ここまでのクソッタレ・

もっとみる

個々の描写には見るべきものがあるが、構成がカス

 テニスを、しはじめました。テニス……テニスですか……あの……せっかく出てきた拳銃とか……その……追跡者とか……なんかそうゆう……なんか……あぁいや……いいと思いますよテニス!! テニス最高ですよねテニス!!!! 俺実はこう見えて学生時代一度も真面目にやったことないし自分の意志でテニスの試合中継を見たことも一切ないんです!!!! よかった探しをしよう。ポリアンナ症候群なんか恐れていたら俺が持たない

もっとみる

何を楽しんで欲しいんだよ作者は

 相変わらずダルい旅が続く。ただしなんだか赤い車が二人を追跡している? みたいな展開がある。まぁ……うん……旅以外に何か情報があるのはいいことだな……うん……。でまぁ、今日も今日とてつまんねえからため息をつきながら本を閉じたんだけどさ。果たして俺は『ロリータ』を本当に誠実な態度で読んでいるのだろうか。ただ、「あぁ今日もつまんなかった」ということを確認したいがために読み進めているんじゃないのか。本心

もっとみる

お前の心理描写とかマジでどうでもいいからとっととその拳銃で誰か撃て。

拳銃が登場する。いいぞ。こういうのでいいんだよこういうので。あらゆる物語は軽率に凶器を登場させろ。

何のために読んでいるんだ俺は

 しかし読むんですよ。面白いからではない。リタイアすると負けた気分になるからである。だがこうしてつまらん話に付き合わされ続ける時間損失を考えると仮に読了したところで俺は損しかしていない。なんだこのクソゲー。いいかげんにしろ。カス氏とロリータちゃんは(読者からすると)クソだるい旅を終え、ひとところに定住して、ロリータちゃんも学校に行くことになる。そこで何らかの新展開があってカスのカスぶりが白日の下に

もっとみる

『ロリータ』を果てしなく読み進めたくない。こういうテンションになった作品で、「最後まで読んだら面白かった」なんてパターンはほぼない。『セラフィタ』のように!! 『セラフィタ』のように!!