バール・セカンダリ

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プロットポイント2には到達したのだろうか

 どうせ『ロリータ』を読もうなどと考える人間はいないのでネタバレとか特に自重せず書くけどロリータちゃんがカス氏のいとこのおっさんに連れ去られるというインシデントが発生。にわかに話は急展開、したのだろうか。遅すぎるわ!!!! あのね、その展開自体はいいんだけど、本当に、本当に、心の底から言うけど遅すぎる。何ならロリータちゃんと一線を越えた次の日には来てないと駄目な展開だろそれ。ここまでのクソッタレ・ファッキン・救いようもない・ダルッダルの旅とか学校生活とかの記述は全部いらない。

    • 個々の描写には見るべきものがあるが、構成がカス

       テニスを、しはじめました。テニス……テニスですか……あの……せっかく出てきた拳銃とか……その……追跡者とか……なんかそうゆう……なんか……あぁいや……いいと思いますよテニス!! テニス最高ですよねテニス!!!! 俺実はこう見えて学生時代一度も真面目にやったことないし自分の意志でテニスの試合中継を見たことも一切ないんです!!!! よかった探しをしよう。ポリアンナ症候群なんか恐れていたら俺が持たない。よかったこと!!!! ロリータちゃんがサーブを打つときの描写が、ちょっと良かっ

      • 何を楽しんで欲しいんだよ作者は

         相変わらずダルい旅が続く。ただしなんだか赤い車が二人を追跡している? みたいな展開がある。まぁ……うん……旅以外に何か情報があるのはいいことだな……うん……。でまぁ、今日も今日とてつまんねえからため息をつきながら本を閉じたんだけどさ。果たして俺は『ロリータ』を本当に誠実な態度で読んでいるのだろうか。ただ、「あぁ今日もつまんなかった」ということを確認したいがために読み進めているんじゃないのか。本心の所では面白くなってほしくなどないのではないか。だから赤い車の追跡者の登場という

        • お前の心理描写とかマジでどうでもいいからとっととその拳銃で誰か撃て。

        プロットポイント2には到達したのだろうか

          拳銃が登場する。いいぞ。こういうのでいいんだよこういうので。あらゆる物語は軽率に凶器を登場させろ。

          拳銃が登場する。いいぞ。こういうのでいいんだよこういうので。あらゆる物語は軽率に凶器を登場させろ。

          何のために読んでいるんだ俺は

           しかし読むんですよ。面白いからではない。リタイアすると負けた気分になるからである。だがこうしてつまらん話に付き合わされ続ける時間損失を考えると仮に読了したところで俺は損しかしていない。なんだこのクソゲー。いいかげんにしろ。カス氏とロリータちゃんは(読者からすると)クソだるい旅を終え、ひとところに定住して、ロリータちゃんも学校に行くことになる。そこで何らかの新展開があってカスのカスぶりが白日の下に晒され、逮捕に繋がるなんらかの前フリがあるのかと言えばそんなものは一切なく、ただ

          何のために読んでいるんだ俺は

          『ロリータ』を果てしなく読み進めたくない。こういうテンションになった作品で、「最後まで読んだら面白かった」なんてパターンはほぼない。『セラフィタ』のように!! 『セラフィタ』のように!!

          『ロリータ』を果てしなく読み進めたくない。こういうテンションになった作品で、「最後まで読んだら面白かった」なんてパターンはほぼない。『セラフィタ』のように!! 『セラフィタ』のように!!

          現在進行形で大地が揺れてますが特に問題ありません。

          現在進行形で大地が揺れてますが特に問題ありません。

          端折るべきでないところを端折ってないか

           『鹿の王』視聴完了する。え? どういうこと? よくわからなかったぞ!! ミツツァルは単なる疫病で、条件に合う者に感染するだけであり、別に人間側の意図通りに動く呪いとかではない。……なのか、超自然的な厄災であり、〈犬の王〉と呼ばれる人物によって統制されているのか。どちらも正しいものとして描写されていたように思えるが、この二つは両立しないだろう。どうもよくわからないし、主人公である元髭面のイケオジであるヴァン氏が最後なんで犬たちとともにどっかいったのかも謎である。ミツツァルをな

          端折るべきでないところを端折ってないか

          黒狼熱という字面がもうカッコイイ

           『鹿の王』、ツオルという大国が覇を唱え、アカファという国は十年前にツオルに下った。しかし黒狼熱と呼ばれる謎の疫病が蔓延し、しかもなぜかアカファ人だけはこれに罹らないということから情勢は不穏な色彩を帯び始める。というわけで全体の五十パーセントぐらいまで視聴する。面白い。一見すると不合理なことをしたように思える人物も、実はそいつなりの事情を抱え、極めて合理的に判断した結果がこれなのだ。物語に非合理的なあほがいないのはとても良いですね。黒狼熱の治療法を探し求めるイケメンの医者が、

          黒狼熱という字面がもうカッコイイ

          『鹿の王』視聴しはじめる。髭面のイケオジが素晴らしかったが途中から髭を剃ってしまって泣く。

          『鹿の王』視聴しはじめる。髭面のイケオジが素晴らしかったが途中から髭を剃ってしまって泣く。

          からあげになりたい。

          からあげになりたい。

          いやまぁゆうてナチュラルボーンちんこモンスターであることがダメなわけではなく、むしろモンスターは好きなわけで、何が問題かと言えばどうでもいい記述が多すぎてウンザリしている点の方である。主人公のちんこは悪くない。

          いやまぁゆうてナチュラルボーンちんこモンスターであることがダメなわけではなく、むしろモンスターは好きなわけで、何が問題かと言えばどうでもいい記述が多すぎてウンザリしている点の方である。主人公のちんこは悪くない。

          ナチュラルボーンちんこモンスターの、昆虫より異質な思考に延々と付き合わされる物語

           カス氏、特にロリータちゃんの一生を面倒見る気とか特になく、成長してきたら始末するつもりである模様。なお、殺す前に子供を産ませてロリータ二世として育て、慰み者にし、ロリータ三世を生ませ、ジジイになってもペドい性欲を満たし続けるつもりである模様。もはやここまでくるとカスとかそういう問題ではないな。カスならここまで大それたというか、もはや良識や法律は愚か摂理にも反した思考になどなるまい。ちんこで思考する怪物だよ。一秒だってこの世に生存してはいけない生物だ。これで男が生まれたらどう

          ナチュラルボーンちんこモンスターの、昆虫より異質な思考に延々と付き合わされる物語

          別にどうもならないという地獄

           じゃあ死ななきゃならないじゃないですか。俺の自己評価は「死んで当然のカス」なので、「周囲のカスさを許容し、自分のカスさを押し付けない」という唯一の自分を赦す理屈が崩壊したんだったら、死ななきゃならんじゃないですか。死ぬわけないんだよなぁ。信念上許されないはずの、生存へしがみつく怯懦ゆえに、今俺は生きている。自分自身のカッコよさを担保する根拠すら失い、俺は絶望した。いやごめん、別にそんなカッコいいものでもないけど、まぁ凹んだ。そしてどん底に落とされた人物は、その逆境をバネに、

          別にどうもならないという地獄

          嫌なガキだ。だが好き好んで嫌なガキになる奴などいないのだ

           まぁつまりどういうことかというと、幼少期の俺は本当に何もかも気に入らなかった。気に入っている事物などそれこそ「恐竜」ぐらいしか存在しなかった。それ以外の森羅万象は俺にとって嫌悪と軽蔑の対象だった。そこに理由などない。とにかくひたすら嫌だった。生きるとはこんなに苦痛に満ちたものなのかと茫然とした。当然ながらクラスメートとかも軽蔑し切っていたので、こいつらのように嫌だからと言って野放図に感情を振り撒き、周囲の人間に譲歩を迫るような最低のカスにだけはなるまいと思い、嫌悪と軽蔑の念

          嫌なガキだ。だが好き好んで嫌なガキになる奴などいないのだ