何を楽しんで欲しいんだよ作者は

 相変わらずダルい旅が続く。ただしなんだか赤い車が二人を追跡している? みたいな展開がある。まぁ……うん……旅以外に何か情報があるのはいいことだな……うん……。でまぁ、今日も今日とてつまんねえからため息をつきながら本を閉じたんだけどさ。果たして俺は『ロリータ』を本当に誠実な態度で読んでいるのだろうか。ただ、「あぁ今日もつまんなかった」ということを確認したいがために読み進めているんじゃないのか。本心の所では面白くなってほしくなどないのではないか。だから赤い車の追跡者の登場という、まぁ本来ならば今後の展開に期待感を与えるような新要素の登場に対しても、自縄自縛で必要以上に冷淡な態度を取っているだけじゃないのか。そして読み終わった日の日記に「マジでクソだな」と罵詈雑言を並べ立てたいがために読み進めているのではないか。そんなテンションの読者に作品の評価を定める資格があるとでも思っているのだろうか。うるせえなぁつまんねえんだよマジで。続きが気にならないことおびただしい。やっぱカスはロリータちゃんを強姦すべきだったし、二人の関係は加害者と被害者という緊張感を孕んだものにすべきだったと思う。ぐだぐだと馴れ合ってんじゃねえよマジで。お前らの旅はマジで十倍くらいに希釈されたジュースを大量に飲まされてる気分

 時間切れ。

(になるんだよ。「早く終わってくれ」以外の感想が出力されない。現在は、まぁ七割くらい行っただろうか。あと三割もあるのかよ……(絶望))

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?