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#クラスメソッド20周年 #cm_odyssey クラスメソッドオデッセイ コミュニティ・リーダーズ・デイ に"タイムライン"参加 - 前編

Journeyman( @beajourneyman )と呼ばれています。掲題のイベントの参加メモを書きます。こちらが前編でオープニングからセッション2まで、3,4,5は後編で書きます。


イベント概要

「Classmethod Odyssey」はクラスメソッド設立20周年を記念して7月の1ヶ月間にわたってハイブリッドでお届けするクラスメソッド史上最大のテックとビジネスの祭典です。本社の東京・日比谷フォートタワーを中心に、全国の各拠点やオンラインで、内容も多岐にわたる250以上のセッションを提供します。
7月12日(金)は『Community Leaders Day(コミュニティ・リーダーズ・デイ)』と称して、東京ベルディの社長や伊藤かつらさん、コミュニティでおなじみの小島さん等豪華ゲストをお呼びしたビジネスカンファレンスです。懇親会もご用意しておりますので、ぜひ登壇者と交流ください。

https://classmethod.connpass.com/event/324323/

本来は現地開催でリアルの場にいないと知るコトはできませんが、𝕏ポスト実況してくれてた方がいたので、タイムシフトで概念参加する #タイムライン参加 しました。𝕏ポストをご紹介しながらレポートします。

拝見セッション毎に気になったキーワードを軸にした簡単なレポートと個人的なまとめの構成にしました。個人の気づきや感想が不要な方は「第◯セッションレポート」のパートだけご覧ください。また、概念参加なので「違っているよ!」とかありましたら、こっそり教えていただけると助かります。


オープニング

何度かお邪魔した日比谷オフィス(クラスメソッドさん本社)のカフェスペース正面からは東京タワーが見えます。梅雨時でやや霞んではいますが、イベントバナーとコラボの写真は良いアイキャッチです。本当に眺めが良いオフィスですので、機会があれば訪れてみてください。


1. 13:10 - 13:50 / パネルディスカッション ビジネスとコミュニティの20年史

第1セッションレポート

伊藤かつらさん、小島さん、横田さんのパネルです。クラスメソッド嵩原さんがポストしていた「これあとでコンテンツにして大丈夫だろうかレベルの放談になってますw」が場の雰囲気を表しているんだろうと思いました。

Flex User Group (FxUG)を起源としてお話しが進行していたようです。それぞれのお立場は以下の通りかと思います。

  • 伊藤かつらさん:マクロメディアで小島さんの上司

  • 小島さん:マクロメディアのマーケティング担当

  • 横田さん:FxUG の代表(クラスメソッドの社長)

FxUG設立のきっかけと方向性について

今や「コミュニティマーケティング」は小島さんの代名詞になっていますが、当時は伊藤かつらさんの"指示"で関わり、スーツでイベントに現れていたようです。今も「マーケティング」の軸は変わっておらずビジネスサイドご出身らしいエピソードです。

「匿名か否か」についてタイムラインから反響を感じました。背景的には2010代前半くらいの話しでしょうか。コミュニティで学ぶコトが許されず身分を隠して参加する時代だったそうです。

また、大きなキーワードとして「想起(されるか)」もあり、周りが「◯◯に詳しい人」「◯◯を仕事にしている人」と認識され始めて、想起されるコトの難しさが語られたようです。2021年に総数が3万本を突破したブログ「DevelopersIO」で書く文化があるクラスメソッドらしい観点でした。

第1セッションの個人的な気付きとまとめ

冒頭(撮影されたスライド2枚)で気になったのは以下2点です。2つ目はスライドが見えていないので、正しい文言は分かりませんが「場に貢献できる方は誰でも歓迎」という趣旨ではないかと想像します。

  • 初心者に優しく何度でも同じ質問に答える場

  • 〜でなくても貢献できる〜歓迎

ひとつ目は今では「ググれカス」や「マサカリ」などのカルチャーもあり、なかなか明言するのが難しい大事なポイントです。新しい技術を学び始めた瞬間は誰もが「初心者」です。その拠り所となる場所があるだけで、初学者が学び続けるためのハードルを大きく下げられます。以下のインタビューブログでも詳細が語られています。このブログは見逃していたので、本稿執筆をきっかけに読めて良かったです。

ふたつ目は、コミュニティ視点です。エンジニアとビジネスでロールが違ったり、技術に対する理解度が違ったり、コミュニティに関わる目的意識が違ったりします。今で言うダイバーシティ&インクルージョンを大事にされていたのかなと想像します。お人柄も感じる考え方でした。

自分自身、𝕏はハンドルネーム、Facebookはアルファベットの実名(難読なため)です。大きな理由は2つです。

  • 𝕏サービス開始前から使っていたネット名で親しみがあったから

  • 身バレのデメリットがゼロではないから(𝕏は基本公開なため)

自分の場合、「匿名」かは会社とは現在関係なく、自社の広報を通して登壇内容のチェックをいただく際もSNSアカウント明記し、かつ会社の公式SNSでハンドル名(実名)でPR発信をいただいています(身分を隠していません)。「想起」を考えると少なくともSNSのアイコンや表示名を揃えるのがセオリーと言われるので悪手ですが、個人的な事情から現在の形に落ち着いています。

「裏方」としてコミュニティ活動を支えたい志向が強く、自分のタグとして「まとめ職人」と呼んでいただたりしています。「場を作る」に傾倒した結果、登壇のご指名をいただけるような存在ではありません。

2022年から社内コミュニティが立ち上がり公私で登壇意義が増したので、社内コミュニティ参加をきっかけに、CfP(公募登壇)にチャレンジしています。


2. 14:00 - 14:40 / 技術者にとっての“人的資本”を考える

第2セッションレポート

MicroSoftから人事院に移られた伊藤かつらさんのセッションです。ポスト紹介と箇条書きでピックアップしてみます。

  • "人的資本経営"とは…人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方

  • 企業の人への投資が少ないし、個人の学習も少ない傾向がある

  • 日本は事業会社が開発部門持たずIT企業へ外注する

  • COVID-19をきっかけに潮目も変わってきた。エンジニアの給与も上昇傾向にある。

  • キャリアとは自分という企業を起業し、運営していくこと

  • IQがいくら高くてもEQ(心の知能指数)が低い、アンバランスだと損をしてしまう。せめてマイナスにならないようにするだけで周囲からの評価が全然違う。

  • 「計画的偶発性理論」人生やキャリアが思ったとおりになることはない。自分がどうアンテナをはるか。そして偶発性

  • リーダーの資質として楽観性が大事とのこと。リーダーが楽観的だとチームのパフォーマンスが2-3割上がる。

  • 「Growth Mindset」人が成長するかしないかは、考え方だけで決まる

  • 「モチベーション理論」 人は緊張が必要だがそれだけだと疲れちゃう。希望・楽しみ、周囲の環境、関係性など。自分のやる気のアップダウンを知って調整できること。

まとめ

  • 日本も"人的資本"の時代へ

  • IT技術者への需要は高まり、旧来型のIT産業を超えた、事業会社、公的組織への人材異動がはじまっている

  • IT技術者にとって、スキルを磨き、ハッピーキャリを描く絶好の機会

  • 自分企業の起業家としてより広い視野をもってチャレンジすることが重要

タイムラインで紹介されたの本(アフィリエイトありません)

第2セッションの個人的な気付きとまとめ

一文でまとめるチャレンジをします。

「日本も"人的資本"の時代へ突入していくので、アントレプレナーシップを持ち、自分企業の起業家として、技術だけではなく、すべてのビジネススキルを磨いて、チャレンジするコトが重要」

いかがでしょう、まとめられているでしょうか?

自分自身 #E型人材 (マルチな3つ以上の専門領域を持つ人材。柱をひとつ失っても挽回しやすくリスクヘッジでき、変化に強い。異なる3つ以上の専門領域を横断するため、天性のH型には敵わないが結果的にハブとしても機能する人材)を志向していて3年半前に書いたブログを読み直してアップデートしたいと思いました。

セッション3,4,5は後編としてまとめます。


𝕏ドメインに移行が始まっているようなので併記。
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