#193_【イベント】「対馬やまねこ空港 空の日 空港まつり」が賑々しく開催されました(^^ )
まだ対馬空港に管制官がいた頃(約10年前)、「空の日」のイベントがあるというので参加したところ、自分が参加した時間帯は、私と知人夫婦のみという状況だったのですが、管制塔の見学やら滑走路の点検車(黄色い車)への同乗やら、おまけに着陸する飛行機を反対側の端から見物させてもらえるという、至れり尽くせりの対応をしていただきました。
我々は大満足だったのですが、当時の航空局出張所の所長が「どうしたらもっと多くの人に知ってもらえるだろうか」と寂しそうにおっしゃっていたことが、私の心にも引っかかっていました。
※航空局の出張所は現在ありません。対馬空港の管制はリモートで行われています。
たまたま現在の空港ビルの社長にご挨拶する機会があり、少し親近感を持つようになったところに、空の日のイベントをするというお知らせをいただいたので、noteでも紹介しました。
弊社のSNSでも、相対的に反応が良かったので、どのようなイベントだったのか、紹介したいと思います(^^ )。
対馬空港ランウェイウォーク2024
滑走路の上を歩けるだけでもかなりのレア体験ですが、飛行機の離発着がない時間しかできませんので、今のダイヤとにらめっこし5:30出発となりました(゜o゜;;。
秋分の時期になりますと、対馬では朝の5時半でも夜明け前です。
夜の滑走路をご覧になったことがある方はご存じかと思いますが、滑走路には誘導灯がありますので、サービスなのか分かりませんが、最初は誘導灯が照らされる中を南東の端まで歩いていきました。
当日の日ので時刻は6:15だったのですが…
朝日を浴び、清々しい空気の中、往復3kmのウォーキングをしてまいりました。
(その後、プログラムが始まるまで爆睡…(゚∇゚;)☆\(-_-;))
ウォーターサルート
今回のイベントでは、長崎からの1便のお出迎えに、化学消防車によるウォーター・サルート(水門礼)が行われました(o゚▽゚)o。
ちなみに、「ウォーター・サルート」とは、敬意や歓迎を表するために行われる儀礼的な放水だそうです。
古参のパイロットや航空管制官の引退、飛行機のラストフライトなど行われます。
それにしても、空港にある化学消防車は、もはや戦車ですね…。
マーシャリング体験
イベント中に3回飛行機がやってきましたので、駐機する飛行機を誘導するマーシャリングの体験も行われました。
滑走路走行
朝のランウェイウォークの距離は往復3kmでしたので、ちょっとそこまでは…という方のために滑走路車窓ツアーもありました。
運が良ければパトカーや自衛隊車両に乗れるということで、そちらはけっこうな倍率でしたf^_^;)。
屋外展示
警察、消防、自衛隊など、様々な特殊車両も展示されていました。
なかでも化学消防車は、運転席が高く普通の車では味わえない目線が味わえますので、子供たちに大人気でした。ちなみに、公道も走れるようにしてあるそうです(なので、車検を通す必要があるとか。そういえば、過去に入札に出ていたのを見掛けた気が)。
その他体験
近年、この手のイベントで定番なのはやはりコスプレでしょうかf^_^;)。
写真を取り損ねましたが、パイロット、CA、グランドスタッフの制服も試着できました(^^ )。
他にも、VR体験や缶バッチづくりなど、色々なメニューがありました。
思わぬお客さん
お昼前に、海上保安庁の北九州航空基地からヘリコプターが飛んでくるという話を聞いていたのですが、何やら違う物体がやってきました。
さいごに
仕事感がゼロですが、一応物書きの仕事で行きましたので、小学生に感想を聞かせてもらったりしたのですが、快く承諾していただいた親御さんが「次回は、子どもそっちのけで私が行きたいわ~♡」とおっしゃったひとことに、今回のイベントの充実ぶりが集約されているように感じました。
空港ビルの社長と初対面の時に、「ただ飛行機に乗りにくるだけの場所ではなく、わざわざ立ち寄ってもらえる空港にしたい」とおっしゃっていたことを思い出しましたが、その想いを非常に感じました。
そして、早朝から動かれていた実行委員会のみなさま、自衛隊をはじめ各関係機関のみなさま、楽しいイベントありがとうございました(^^ )。
来年は、現在の対馬空港が開港して50周年になります。
島をあげて盛大にもりあげていきましょうo(^-^)
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