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#38_【視察】狂犬ツアー@釧路

先週、山口で開催されていました佐藤健寿展を観てきたあと、こんなところに行きました。

【くしろよろしく。】

観光ガイドをするようになってから、漠然と従来型の団体ツアーはそのうち廃れ、ガイドのありようも変わるだろうと思っていましたが、昨今スマホをはじめとした情報端末が普及したことにより、団体ツアーが廃れる以前に変化は到来するに違いないという、確信めいたものを感じています。

私は、まちを散策するときに、他人の趣味嗜好に合わせる気がないので、基本的にガイドを依頼することはありませんが、島については、現地の人に案内してもらったほうが確実に楽しめる印象があり、知り合いが現地にいなくても、このようなガイドツアーを体験できるようにしたい、というのがビーコンつしまを立ち上げたきっかけのひとつにあります。

しかし、どうしたらこの面白さが未体験の人に伝わるのか全く想像が付かず、いまだ四苦八苦している中で、高校在学中に起業し、まちづくり事業に取り組む木下斉さんが、街を歩きながら政治、行政、歴史など、様々な角度からズバズバ切り込む「狂犬ツアー」が参考になりそうだと思い、参加してきました。

【釧路駅は日本で唯一残る「民衆駅」だそうです。】
【看板建築と煙突が、あちこちで目に付きます。】
【このようなシブい建物も残っています。営業しているかは別として・・・。】
【路地が異様に広いのは、除雪した雪を寄せておくためだそうです。】
【道路案内標識の距離感が異常です。(帯広方面)】
【こちらは根室方面。地元では当たり前すぎて、指摘されて気づいたと言われました。】
【釧路夕日観光クルーズ船「SEA CRANE」で港内を案内してもらいました。】
【巡視船「そうや」です。】
【夕陽は見られませんでしたが、幣舞橋(ぬさまいばし)や工場の夜景と、灯台だけで十分満足でした。】
【セミナー会場が入居する「フィッシャーマンズワーフmoo」(右の建物)】
【セミナー会場の港まちベース946BANYA】

実は今月、愛知県岡崎市でも狂犬ツアーが開催予定なのですが、今回釧路でコーディネートしてくださるのが、某音声SNSでお話したことがあった四宮琴絵さんという理由で、釧路を選びました。
一事が万事とは、こういうことを言うのでしょうか・・・f^_^;)。

参加者の中に、地元の方だけでなく、出身者や一時的に住んでいた方もいらっしゃり、まちの変遷や賑わっていた時代のことなど、色々教えていただきました。まさに、集合知のなせる業だと感じます(^^ )。

いま考えると不思議に思える街並みがなぜ形成されたのか、地理(地質、地形、立地など)とそこに紐付く歴史や産業構造に注目していくと輪郭が見えてきて、まちの見方、そして見せ方の双方において、とても勉強になりました。
そして、数十人も参加者を集める木下さんの集客力には、恐れ入りました。


さて、せっかく日本の「すみっこ」から「すみっこ」に移動したので、計画を立てていく中で、あれやこれや見たくなってしまったので、狂犬ツアーの前後に見てきたものを4回くらいに分けて書きたいと思います。
良くも悪くも、対馬や長崎県内と関係することがあるような気がします。

よろしければ、引き続きご笑覧いただけると幸いですo(^-^)。


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