スポーツ整形で働く理学療法士に憧れて目指したはずなのに…。
未来PTの皆さん、こんにちは。理学療法士の専門学校で教員をしているダイ吉です。
タイトルの通り、部活でケガをして…その時にリハビリを受けて…理学療法士を目指しました…。だから、将来はスポーツ整形で働きたいんです。
この流れで、理学療法士を目指した人も多いんじゃないでしょうか。ま、「あるある」ですね。
やはり、本校に入学する人のうち、8割くらいはこのような志望動機を語ってくれます。
でも、入学時にスポーツ整形に進みたいと言っていた人が、本当にその分野に進む割合は、体感的に1割以下です。
いざ就職になると、
やっぱ、中枢系に就職したいです!
今は、循環器に興味があります!
あれ…、せっかく希望して実習まで行ったのに、言ってることちゃうやん…と思うことが多々ありました。
そんなこんなで、学生達と就職のお話をしていたところ、面白いエピソードを聞くことができました。
部活時代に通っていた病院に実習に行き、当時、憧れていたセラピストに見学でついた学生がいました。
でも、いざ治療を見学して質問をしても、論理的ではなく、同じプログラムを繰り返すばかり!
実習生としては、あまり格好よく見えなかったそうです。
う~ん、実習をこなし色々なセラピストを見ているうちに、目が肥えてしまったのでしょう。
部活のケガで落ち込んでいる時、寄り添ってくれるセラピストが、割増しで輝いて見えてただけだ…と、気持ちが冷めてしまったようです。
最終的に、その学生は違う分野に進むとのこと。
最初はスポーツ整形に進む!といっていた学生が、なぜ他の分野に就職してしまうのか…。
うむ、これで謎が解けました!
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