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正しく問題を見つける

引き続きゼミに向けた研究発表の練習をしている。
(正しくは、大失敗に終わったゼミの罪滅ぼし)
本日は原稿の音読を行った。

【復習】そもそも目的は?
以前の復習として、見失いがちな目的を再確認しよう

「研究内容を正しく伝えること」

一番最終の目的はこれだ。自分の現状知り、何を問題とするかの評価軸はこの目的に合致しているかしていないかだ。

正しく問題を見つける
本題に入る。本日自分は「研究発表を正しく伝えること」を目的に練習を行う。今日の練習の暁には、発表が良くなっているはずだ。

発表が良くなる...?

そもそも、発表が良くなるとはなんだ。ひとえに「正しく伝えること」の度合いが増すことか。
何か「良い」「悪い」「普通」と評価するときには現状の把握必ずが必要だ。
なんとなく前より「良くなった感じがする」「そんな気がする」ほとんど意味をなさないのである。客観的に把握することが大切である。

本日現状把握に使用したのは「録音」
基本的に差異が評価の対象となる。改善の前後の録音を聞き比べて「わかりやすい」と評価するから、良くなっているといえるのだ。

スピーチに限らず我々は、現状の把握をないがしろにしがちだ。
現状の把握が十分にできていないから間違った対策やずれた対策を講じてしまう。例えば、

「パラパラチャーハンを作るために、鍋振りの練習をする」

家庭用のコンロで鍋振りをすればフライパンの温度が下がりよろしくない。
この場合一度チャーハンを自己流で作ってみて、プロのチャーハンの作り方と比べて、

・味付けの違い
・設備の違い
・動作の違い

などを自己流と比べるのが良い。自己流でないにしても、プロの作り方をまねて作ったものでもよい。

チャーハンにここまで突き詰める人は少ないが、極論はこうである。

話を戻そう。
研究発表の練習においては、録音した音声より正しく伝わるようになったかが重要である。
例えば今日の事例では、

・読むスピード
・語順に誤解がないか
・接続詞等日本語に違和感がないか
・原稿は自分目線読みやすいか

それぞれ根底には「正しく伝えること」があり、揺るいでないはずだ。

ひとつひとつ改善することで確実により良いものになっていくはずだ。


まとめに入ろう。
・現状把握は客観的に評価できる手法を使う
・その改善は目的からずれてはいけない

ではまた。

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