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講師がスムーズにセミナーを進められる3つのポイント

セミナーの内容や時間、参加人数によっては多少変わるところはありますが、セミナー講師として話すとき、内容を充実させることは大前提として、それ以外に何を準備しておくのがよいでしょうか。

まずは自己紹介です。
講師の自己紹介は講師自ら行う場合と、主催者が先に話してくれる場合がありますが、ここでは前者のケース、もしくは後者であっても、講師が事前に「これを伝えてください」と準備をしなければならないケースも含まれます。

講師業に不慣れな方は、名字だけを名乗りますが、特別な理由がなければフルネームで名乗ることをお勧めします。
なんせ、自分のことをよく知ってもらおう!覚えて帰ってもらおう!という気持ちは特に新人であれば尚更必要ですし、そうなるとフルネームを最後まではっきり伝えましょう。
珍しい苗字はゆっくり発音したり、口頭だけの場であれば、漢字表記を添えたりするのも印象に残りやすいですね。

また、「このセミナーの講師を務めるのに相応しい人物である」ということを伝えたいです。

自己紹介

『相応しい』というと、何だか偉そうに聞こえるかもしれませんし、新人講師の方は、尻込みしてしまうかもしれませんが、スゴイ実績を並べてくださいという意味ではありません。

例えば、占星術の講師であれば、「私はこの占星術に出会い、活用してきたことで、人生がこのように好転しました」という話しをすると、受講者は、今は占星術のことは全然わからないけど、しっかり学んで帰ろう!私も人生もっとよくしたい!と思い、前のめりでセミナーを受講してくださるはずです。

一方で、「京都出身で、結婚を機に大阪へ来ました。夫と高校生の娘との3人家族です。趣味はヨガです。今日はよろしくお願いします。」となると、この講師から占星術を教わるメリットが見つかりませんし、「よくわからないけど興味がある!もっと知りたい!」という受講者の気持ちを汲み取れていないのも、もったいないです。

他にも気をつけたい点を3つお伝えしますね。
多くの講師が内容にばかり気をつけますが、これらが設計されていないだけで、受講生さんは悶々としたままでお帰りになってしまいます。

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