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<野球>連敗中はやっぱりしんどい。

パリーグのチームで連敗が続いているニュースを見ました。
それも二チームも。

私はもちろんプロ野球選手ではありませんが、少年野球はやっていました。
「大型連敗」という見出しを見るたびに、古き少年野球時代を思い出します。

プロ野球と少年野球では全く異なりますが、同じ「野球」というくくりでこの大型連敗中の、特に選手の心境(体験談)を語ってみたいと思います!

なお、文章内には

『豆太郎的連敗中メンタル破壊度チェック表』

も用意しておりますので、お楽しみに。

1、野球はメンタルのスポーツ


そもそも野球は本当に一つのプレーで状況が一変します。

甲子園の高校野球などを観ていただくとお分かりになるように、精神的に追い込まれている状況になると2点3点、場合によっては5点以上のビッグイニングを作られることもしばしばです。

それだけ精神的なものがプレーに反映されるスポーツであるため、試合前に気持ちで負けていたら、もう「負け」なんです。
(このワード自体は使い古された言葉ですよね。)

2、連敗中のメンタルは?

私が野球をやっていたころ、小学校6年生のときのチームは本当に弱かった。
一生懸命練習してもエラーはする、ほぼ点は入らない、そして大体の試合が勝てない。いつもこんな感じでした。

普通市内の大会では、「カモ」になるような弱小チームはだいたい1チームはあるものです。
その「カモ」的チームに所属していたのが、そう!私豆太郎でございます!!

ではあらためて。
連敗中の気持ちはどうなるのか?
以下に、豆太郎的連敗中メンタル崩壊度チェック表を作りました。

(ヤバイ度・小):「打てないから負けるんだよねー。」
(ヤバイ度・中):「今日も当然負けるんだろうなー。」
(ヤバイ度・大):「周りがヘタだから負けるんだよなー。」
(ヤバイ度・激ヤバ):「早くコールド負けしないかなー。」

最初は連敗の要因を考えます。
ピッチャー?バッター?攻撃なの?守備なの?
色々とまあ小学生なりに考えるわけです。

この時点ではまだ前向きです(ヤバイ度・小)。

しかし、いつ頃からか負けるのが前提で試合をするようになります(ヤバイ度・中)。負けると思っているんだからまあ負けますよね、普通は。

なんか相手チーム強そう。うちのチームは弱そう。。。
こんな感じですね。

そして、いよいよヤバくなってくると、連敗が周りのせいだと感じるようになります(ヤバイ度・大)。

これはおそらく自尊心の保護を目的としていると思います。
自分は野球がヘタである、足を引っ張っているというのは、やっぱり認めたくはないですからね。

そして、最後の激ヤバでは、もう「早く負けたい」と思うようになります。

実は、野球(特に少年野球など)にはコールド負けという制度があります。
サッカーのように試合時間が決まっているものではなく、点差が離れすぎた場合、5回や7回で試合が打ち切られその時点で試合終了などとなります。

要は、早く負ければ早く試合終了となるのです。

そして、この「早く負けたい」をより正確に言うと、
「早く負けて、早く帰りたい。そして、クーラーの効いた部屋でゲームがしたい」
となります笑。

まったく!!野球選手の風上にも置けないやつですね笑笑。

小学生なりに負ける試合はつまらないですから、家にさっさと帰ってドラクエをやりたいわけです。

3、プロ野球選手はたいへん。。。

でも、プロ野球選手はお仕事ですから、勝ちを求められます。
早く帰ってドラクエやりたいと言おうものなら、晒しあげにあうことはまあ間違いないでしょう。

そして、少年野球にはなくてプロ野球選手にあるもの
それは「ヤジを浴びせられること」。

近年は度を超えたヤジは誹謗中傷と見なされるものの、それでもまだまだヤジは溢れていますよね。球場でもSNSでも。

少年野球のときなんかはむしろ負けが込んでいるときほど、父兄のかたが一生懸命応援していただいていたと記憶しています。

しかし、プロ野球選手は。。。
負けが込めば込むほど、ひどい言葉を浴びせられていることが容易に想像つきます。

プロ野球選手はみなの憧れの的です!

でも、そんなスター選手で皆が羨むお仕事についていても、一般人からは想像もつかないような苦労などがあるのでしょうね。

さて、該当の二チームはいつ連敗ストップとなるのか!

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