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好きな時だけジムに行く。GYYMというシェアリングエコノミーを使ってみた!

今日初めて『GYYM』というサービスを利用した。

おそらくまだ都内を中心にしたエリアでしかサービスローンチしていないのだけれど、とても便利でヘビーユーズしそうなので、ちょっと詳しく紹介したい。

その内容を一言で表すと、スポーツジムのシェアリングエコノミーサービスだ。

都内のいろんなスポーツジムの空いている時間をGYYM上で検索することができて、ユーザーはそこから自分の行きたい枠をスポットで予約する。ユーザーはGYYM経由で予約することになるから、各スポーツジムには入会する必要がない。当然煩雑な入会手続きが不要だし、何より入会金や月会費を支払わなくていいのが最大の利点だ。

スポット利用の料金は施設により多少ばらつきがあるが、だいたい1,000円〜2,000円程度で、私のように週末くらいしか行くことがない人からすると、特定のスポーツジムに月会費を支払うより安く済む。

しかも気分によって、いろんなジムを選べる。(一般的なジムだけでなく、ヨガやボクササイズ、暗闇フィットネスなど色々ある。)

一方でスポーツジム側からしても、利用が少ない枠に新規のスポット利用を入れられるのだとしたら、経済的メリットが大きい。

まさにWin-Win、これぞシェアリングエコノミー。


こういうシェアリングエコノミーはUberやAirbnbをきっかけに広まったけれど、日本でも広まればいいなぁと思うものが一つある。

ヨーロッパ発のサービスで「too good to go」というサービスがある。これは食品廃棄を削減する目的で始められたサービスで、ざっくり言うと「売れ残りセール情報」が集約されて、ユーザーに共有される。

これはスーパーなどの食料品だけでなく、レストランの余ったメニューのテイクアウトのディスカウント情報も共有される仕組みで、配達はせずにユーザーが店頭に買いに行く仕組みだったと記憶している。

レストランのメニューがスコープに入っているのがとてもいいなと思う。

昨今のコロナ禍で、レストランを閉店した店主がこんなコメントをしていた。

「お客さんが一人も来ない店で誰にも食べられなかった料理を捨てることに耐えられなくなった」と。

補助金により店の経済状況は救われても、店主の気持ちまでは救うことはできない。誰かに食べてもらうためにお店を創ったのだから。

こんな時だからこそ、このシェアリングサービスを思い出す。経済ベネフィットだけでなく、食べ物を通じた喜びもシェアできる仕組みになり得ると思う。

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