#今日の学び No.20「地上局解析ソフト①」
どうも!自宅にいるとダラけてしまうのでそろそろ遠隔授業が嫌になってきたけど対面で試験はしたくないAnbyです!さて、前回、前々回、前々前回と(前前前世みたい笑)3つに分けて「教えるということ」について書きましたね。前回はその最終回でした。まだ見てないよという方は下に貼っておくので是非ご覧下さいませ。
さて、今回はですね、私が所属している学生プロジェクト「衛星開発プロジェクト」で作ることになった地上局の解析ソフト作成の軌跡をシリーズ形式で、完成まで書けたらいいなと思います!
1.衛星開発プロジェクトでの仕事
さて、どこかの記事で私は大学の学生プロジェクトである「衛星開発プロジェクト」に参加していると書いたと思います。この衛星開発プロジェクトでは、学生プロジェクトという名前が付いている通り、学生が主体となって活動しているものです。
そしてこの団体は特に学部生中心となって活動しています。メインの活動はもちろん、人工衛星を開発し宇宙で運用することです。人工衛星は皆さん一回は聞いたことがあるでしょう。分かりやすい例で言えば、気象衛星などですかね。天気予報などに活用されている衛星です。
私たちが開発しているのは残念ながらそのような衛星ではありません。そのような大型衛星は、莫大な開発コストがかかります(大体数億円程度)。学生には到底できないので、大型ではなく、手の平サイズの超小型人工衛星というものを開発しています。そのサイズから別名キューブサットと呼んだりもしますね。
さて、超小型衛星を開発するのが衛星開発プロジェクトのメインの仕事ですが、プロジェクト内でさらに細かくグループ分けされています。衛星を開発する上で、踏むべき手順というのがあり、それは衛星が宇宙で動くために必要な要素ごとに分けられています。列挙すると、構造系、姿勢系、熱系、電源系、通信系、OBC、地上局、ミッション系で、全部で8つありますね。それぞれ紹介するのはまた別の機会にするとして、今回は私が所属している地上局に焦点を当てたいと思います。
2.地上局とは?
衛星を作って終わり!というわけではもちろんありません。それを宇宙へ運び、宇宙空間で利用しなければ(それがミッションになりますね)いけません。そして打ち上げたら打ち上げたで、そのまま放っておくわけにもいけません。宇宙デブリになったりしたら大変ですし、どんな被害が起こるのか未知の領域です。
よって、宇宙空間にある衛星がどのような状態なのか地球上にいる私たちは把握しなければなりません。そのためにあるのが地上局です。ですので、簡単に地上局の役割を言うと、衛星と通信すること、になりますね。衛星から自身の情報(例えば、現在飛行している場所、電池の残量、バッテリーの電圧、ミッションの状態)などが発進されるので、地上局でそれを受信します。これがいわゆるCWというものです。CWはモールス信号です。聞いたことがあるのではないでしょうか?2つのリズム(トンとツー)でアルファベットが表現されます。モールス信号の伝え方はいくつかありまして、一つは音、もう一つは光、そして電圧などです。ちょっと淡い記憶なのですが、ジブリ作品の「崖の上のポニョ」の中でこのモールス信号が使われていました(モールス信号を解読できるソウスケすごい...)。
というわけで...衛星から送られてくるCWを見やすい形に解読するソフトを作るのが地上局の役目の一つというわけです。まだ他にもFMのアップリンク・ダウンリンクなどがあるのですが、それはまた別の機会としましょう。
今私の所属している地上局はこのCW解析ソフトを今まさに開発中なのです。
3.どのように作る?(つづく)
では、そのCW解析ソフトをどのように作っているのか!ですね。
それはまた次回ということにしましょう。すみません...明日テストでちょっと勉強しないとやばいので勘弁してくださいませ(-_-;)
明日この続きを書くかは分かりませんが、このシリーズは続くのでご安心くださいね。
4.最後に
もう何回も言っているかもしれませんが、今回もここまでお読みいただきありがとうございました!嬉しいです。そろそろ始めて1か月が見え隠れしてきましたので、これからも頑張りたいと思います。ただやっぱり土日の方が書く時間を割けるので平日の内容が薄くなってしまうのが本当に申し訳ないです…
これからもどうぞよろしくお願いします!ではまたどうぞ!
第21号
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