【部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書〜出口治明】を読んで。
「任せるしくみ」をつくる。
出口治明さんの、
【部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書】
こちらの本、2年ちょっと前に管理職になることが決まってから、真っ先に購入した本。
何度か読み返している本で、最近改めて読んで、「任せるしくみ」の重要性を理解したので、アウトプット。
人間の能力には限界がある。
人間の能力は、それほど高くない。
言葉にするとシンプルで、
「そりゃそうだ。」
となるけど、意外と管理職のプライドで、
「とは、言いつつも、ついつい能力を高く見せようと、頑張ってしまう。」
もちろん、仕事に取り組む姿勢など、管理職としてしっかりと背中を見せることは大事。
けど、スタッフの能力を信じないで、管理職が一人で頑張ってしまうのは、問題なのだろう。
そこを履き違えてしまうと、任せるしくみがつくれずに、管理職、スタッフともに疲弊してしまう。
人間、一人でやれることには限界がある。
全くの個人事業主ならまだしも、組織で動く上では、このあり方をしっかり理解する必要がある。
自分自身も2年前に新しい事業所の管理職となり、一人ずつスタッフが増え、今は10人のスタッフがいる中で、そこのジレンマとずっと格闘していたし、今も格闘中。
正直に言うと、自分では上手く行っていたつもりだけど、つい最近まで、いわゆる、
典型的な「任せるしくみ」をうまく作れない管理職だったと思う。
その理由として、なんだかんだ、自分自身のの能力を高く評価して、
「まぁ、私がやれば早いか。」
の思いが強かったと思う。
いわゆる、仕事を抱えてしまう残念な上司💦
でも、いろいろ組織の変革や、これからの自分のキャリアプランの中で、ようやく、自分が動くのではなく、
「どうやったら、組織が動くか。どうしたら、仕組みを作れるか。そして、組織として永続的に社会貢献できるか。」
そこに意識が向くようになった。
本文の中にある、
「100人分の成果を上げるには、100人の社員に仕事を任せるしかありません。」
「どれほど優秀な人でも、せいぜい2〜3人分の仕事しかこなせません。」
まさしくだと思う。
そして、大事だなと思うのが、このことをちゃんと繰り返し思い出して、他の人にもアウトプットすること。
アウトプットすることにより、自分だけのものでなく、相手にも宣言するので、公然での約束となり、思考も含めて実現化しやすい。
今、こうやって、言語化しているのも、まさしくそのことに当たる。
上記のところが、今回読み直して、強く感銘を受けた所。
出口さんの言葉を借りれば、
「ちょぼちょぼの山田」
であることを、ちゃんと認めて、一人では出来ないことは沢山あるので、他人の力を借りよう。
そして、もう一つ大事な覚悟というか腹をくくる必要があるのが、
「責任は自分が取る。」
この姿勢なんだろうな。
この姿勢というか、背中を見せられるかどうかが管理職としての真価を問われる。
すごく長くなってしまったけど、要約すると、
「ちょぼちょぼの山田一人で出来ることは限界がある。
なので、人を信じて、10人分の成果を上げるために、10人に仕事を任せる仕組みをつくる。
そして、部署内での責任は自分が取るという腹括りをする。」
という感じで、このことにフォーカスしてアクションを起こそう。
、、、言語化してスッキリ☆☆
言語化していて気がついたけど、出口さんの実体験に基づいたある意味人間臭い内容なので、読み返す度に、刺さる箇所が違うのだろう。
出口さんのこの記事も刺さる↓
また、定期的に読み返して、アウトプットしよっと。
さぁ、明日もガンバルンバ💪