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コーチングスキルとしての、「質問」を考えてみる。

質問、"質"を問う。

"質(しつ)"には、

・ものの中身。
・人などが、内面に備えているもの。
・備えているものそのままで飾りがないこと。

という意味もある。

質問しているつもりでも、ついつい、

「これは、〇〇ということで良いですよね?」という、確認だったり、

場合によっては、

「このことは、やるって話になっていたよね?!?!」という、詰問になったり、

「なんで???どういうこと???」という、疑問になったり、

最初に挙げたように、"質"を問うはずの質問の意義から外れたものも、

広く質問として使っていることが意外と多いのかも。

コーチングスキルとしての、質問を考えた時にも、

視点を変える、物事を具体的にする、目標設定をする、リソースを探す。などなど、

様々な目的があり、質問の実際としては、

・オープンクエスチョン
・クローズドクエスチョン

などを使い分けていく。

その時のコーチのスタンス、あり方として大切になってくるのが、

あくまでも、クライアントが自らの行動を促して、得たい成果を得る。

そのために、コーチが質問というスキルを使うこと。

これが、コーチの興味本位で聞く、というスタンスになってしまうと、

コーチングとしては機能しなくなる。

繰り返しになるけど、質問の、"質"には、

・ものの中身。
・人などが、内面に備えているもの。
・備えているものそのままで飾りがないこと。

という意味があり、つまり、

その人の"質"を問う、そんな意味がある。

"質"を問う、

クライアントが、

「どんなあり方で、どんな未来を描いて、どんな人生を送りたいのか。」

そこを問う、質問をする。

コーチングでは、

「未来肯定系の質問をする。」

先輩コーチにシェアして頂いた言葉。

うん。。。深いね。

~~~

私自身がされた質問で、印象深いのが、マイコーチからされた、

「山田さんの人生を、舞台とかの、シーンで考えると、

今、第何幕で、最後の幕はどうなっていそう?

きっと、今までの人生で、いろいろな出来事や、登場人物がいて、

結婚して家庭を持って、子供も産まれて、振り返ってみてどう?」

まさに、私自身の過去から現在、そして未来の"質″を問う質問。

この質問の時に、なんだろう、沢山の存在承認を頂いた感じで、腹の中から温かくなり、涙したのを覚えている。

まぁ、この質問の後、スイッチオンとなり、

あり方、未来、今後の人生を言語化しまくり、

そのセッションの後の夜は、ワクワクで嬉しい睡眠不足だったのを覚えている。

その時のnote↓↓

~~~

質問、いろいろな意味があるし、いろいろな使い方があって正解はないけど、

"質"という言葉の意味を改めて考えてみると、

普段、質問のつもりが、確認だったり、詰問だったり、疑問だったりになっていたことに気がつく。

私も、マイコーチにされたように、

過去、現在、そして未来を意識して、クライアントがあり方を大事にしたり、

自分軸を意識できる、そんな"質"問をして行けるコーチでありたいな。

~~~

そうそう、もう一つ質問で大事にしているのが、

「コーチがクライアントに意図を持って、質問をしない。」

質問の答えを想定してしまうと、そこにコーチのジャッジメントが入りやすくなる。

なので、

「質問の答えを、想定することを手放す。」

このあり方も大切。

このことに関しても以前noteで言語化↓

、、、言語化してスッキリ☆☆

コーチとして、クライアントにはもちろん、自分自身にもどんな質問をするか。

一つ一つの質問に、未来への思いを馳せて行こう♪

偉大な質問が、偉大な未来をつくる✨

さぁ、明日もガンバルンバ💪

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