資金運用部: 「恒大集団 その4: 「恒大集団のデフォルト危機はリーマン・ショックより、北海道拓殖銀行の破綻に近い」 ← 言われてみれば、そうですね

今回は「恒大集団のデフォルト危機はリーマン・ショックより、北海道拓殖銀行の破綻に近い」についてコメントさせて頂きます。

「恒大集団のデフォルト危機はリーマン・ショックより、北海道拓殖銀行の破綻に近い」は私が言ったのではなく英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」のコラムニストであるジリアン・テットさんが言っています。

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つまり、今までは政府の保護あり → 経済がひとたび成熟 → 西欧から資本市場の仕組みを導入 → 企業の透明性や真の意味での独立性 → 実はっドロドロだった → 市場が驚く → (信用)崩壊

中国式だと、資産を少しずつ切り売りしつつ解体? 実際、そんな感じになりつつありますね。

かつ、中国独特の政治要因付き

つまり江沢民派(恒大集団)と習近平派の争い。

日本では、全く話題にもなりませんが、先日「中国の滴滴」がNYSEに上場し、いきなり国内の規制をかけ株式の大暴落をしたのがいい例。

検索キー: 滴滴のADR急落、時価総額2兆4400億円吹き飛ぶ

検索キー: 中国の滴滴、政府対応部門を過信し規制環境激変見抜けず=関係者

実はこれも江沢民派(子供の世代ハイテク金稼ぎ派)と習近平派(ひと世代前派)の争いと想定されます。

日本が思っているより、中国は規模が大きく、世界に影響力があり目が離せません、軍事でも、経済でも。

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