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骨は折れるよりヒビが入った方が痛いのを実感した話

最近、また昼間に寝る生活に戻ってしまった。

まともに生活が出来るのは早朝に目覚めてからの数時間と、晩飯後から就寝(薬で寝る)の数時間。それ以外は、ほぼ寝ている。午後も本人は起きているつもりなのだが、いつの間にか30分から1時間くらい時計が進んでいるので、どうやら寝ているらしい。夜間に良くて3時間くらいしか眠れないから昼に寝るのか、昼間寝るから夜眠れないのかは、永遠の謎。医療系の本とかでさえ、「昼間に寝ると夜の睡眠に影響があるので、昼寝は避けましょう」って書いてあるものもあるけれど、そんな根性論で治るなら誰も困らないよ、と思う。

それでも何とか起きていなければならない時がある。医者通いである。双極性障害と関節炎性乾癬はいつもの事だが、本日は整形外科だった。

先月の半ばにエアコンが故障した。10年ものだったので、修理するより買い替えることを選んだ。しかし繁忙期なので、取り付けまで2週間待つことに。家の中は、とにかく昼も夜も暑くて眠れない。扇風機はあるのだが有効な床面積を着実に減らしていく同居人のお陰で、出して来ても設置場所がない。キッチンのレンジフードを24時間稼働させ、生じるわずかな風で涼む。和の心だね。

取り付け工事当日、フラフラだった僕は常備用ペットボトル入り飲料水、計12リットルが入った段ボール箱に蹴躓いて転び、さらに扉に頭をぶつけて傷を作った。こういった重たいものを他のものより出っ張らせて置くセンスは如何なものかと思うのだが、そこら辺を期待するは無駄なのでもう諦めている。

それから10日以上経ってもぶつけた足の薬指の腫れが引かない。当初、青黒く変色していたのが普通より赤い程度まで見た目は良くなっていたのだが、どうにもそこから良くならない。諦めて整形外科に行くことに。レントゲン撮影の結果、ヒビが入っていた。折れるよりヒビの方が痛いというのは本当だな、と思った。高校生の部活で隣の小指を折ったときは全然痛みはなかった。ただ、小指だけが意に反して外側を向いているというシュールというかユーモラスな状態だったので、折れているのは素人目にも明らかだった。笑えた。
この足で偶然重なった前述の診察2軒に2日連続で通ったのだから、「自分、よく耐えた」と思いたい。

ところでヘルプマークが認知されてきたのか、ここ最近電車で席を譲ると申し出てくれる方が3人いらっしゃった。3人とも大学生くらいの若い人たちである。1人目の方は、あと2駅だからと断った。3人目の方は今回の件で電車が揺れると足指が痛かったのでありがたく座らせていただいた。2人目の方は、僕の隣に立っていた方なのだが、目の前の優先席に座っていた男子大学生くらいの人に席を譲らせようという勢いだったので、やんわりと断った。ありがとうございました。そしてごめんなさい。流石に、そこまでしていただかなくても良いですから。


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