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03号と04号の間をフラフラ日記 0124-0130

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01号~03号(新装版)三冊セットを送るためにレターパックライトに入れると、パンパンになって「厚さ三センチ」という基準のギリギリっぽくなっている。「これ全部ダメと言われたら困るよな」とハラハラしつつ、郵便局で測ってもらう(セーフだった)。

 

フリッパーズ・ギター前夜ともいうべきエピソードが広まる。いい話だよな~と思いつつ、一週間もすると忘れられてしまいそうなので記録しておく。

 


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発送の際にミスがあったことが判明した。大変申し訳ございません。

 


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いま製作中の04号は、01.02号と同じ68ページくらいにしようと考えていた。

しかし、Aさんへのインタビューがおよそ20ページ。Bさんの原稿がおよそ20ページ。Cさんへのインタビューもおそらく20ページ。すると自分の割り当てが8ページになってしまい、それでは収まらない。となると80ページくらいになるのか。

 

 

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Bさんの原稿は難しいので、前置きが必要になる。その前置きを考えるのも難しい作業だが、次第に見通しが立ってきた。いま整理できる範囲で予告をすると、小沢健二の歌詞について、世間の人がよく言及する(あるいは、したいけれども非常に書きにくい)ポイントは三つほどある。

 

1.FG時代とソロ一作目の間に歌詞の性質が変わっていて、大きな隔たりがあること。

 

2.とりわけ「神様を信じる強さを僕に」といったフレーズを含む「天使たちのシーン」。

 

3.タモリの発言で有名になった「さよならなんて云えないよ」における、全てを肯定する“思想”のようなもの。

 

この3点プラスFG時代の歌詞までを含めて見渡せるような、大きな枠組みを示せるのではないか、と考えている。簡単ではないが、それが04号の大きな柱の一つになる。

 

今日はフェイスブックで牧村さんに新装版03号を取り上げていただいた。コーネリアスの誕生日でもあり、大変めでたい。

 

少部数の同人誌を作っても、そうそう売れる訳でもないし自己満足にすぎない、と非難する人もいる。しかし、自己満足度が100%を超えて、120%や250%にまで達している状態の作り手のことを知らないのだろうし、見たことも聞いたこともないだろうし、おそらく想像すらできないだろう。ちなみに今日の私の自己満足度は激増しており、3500000%くらい。

 

 

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「可目羅投句」というペンネームを使いたい。しかし、いざとなると恥ずかしくなるため封印している。いつの日か人前で「こんにちは!可目羅投句です」「毎度どうも!可目羅投句です」と明るく挨拶できるようになりたい。

 

 

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04号の付録につける豆新聞の内容を思いついた。これまでは「FGしりとり虎の巻」を考えていたのだが、やや盛り上がりに欠けるので、インタビューに入りきらなかったエピソード一つと、もう一つは(実現できるか不明だが)ちょっとした驚きを与えるもの。

 

 

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将棋の世界では「寝て起きると強くなっている」という表現があって、伸び盛りという意味である。04号も寝て起きると企画が整理されたり、考察が進んだりといった調子で、順調そのもの。この日記に書けることが少ない時、編集執筆作業は大幅に進んでいるのだ。



今日もまた注文が入った。爆発的に売れなくてよいので、少しずつ細く長く日本のどこかへ届いてほしいなあ、と昨年の今ごろは夢想していたものだが、それが現実になってくれて嬉しい。

 

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