ビル・エヴァンスと孔子。Bill Evans and Confucius.

「名前の由来」ということなので…。

まずニックネーム「wewillmeetagain」から。私の好きなビル・エヴァンス(ジャズピアニスト)の曲「We Will Meet Again」が由来です。YouTubeで聴いてみてください。儚くて美しい音がきらめきます。曲そのものは、亡くなった兄に捧げられているそうです。私がnoteを始めたタイミングが緊急事態宣言の少し後だったこともあり「僕らは、また会えるよね」という願いも込めています。

この記事を書くまで知らなかったのですが、ビルの曲とは無関係に、ヴェラ・リンさんが歌う同名異曲があります。YouTubeで聴いてみてください。私は聴いてみました。ゆるやかに心に染みます。戦争と新型コロナウイルスでは時代も状況も違いますが、人々の願いは同じですね。

次に「仁(Jin)」について。ヘッダーに記されている短文自己紹介の「仁」は本当の名です。小心者なので本名の公開だけでも、ずいぶん悩みました。責任を持って記事を書きたいという決意の表れとして「仁」を掲載しています(姓は今のところ非公開ですが)。まだ本格的な自己紹介も書けていません。書けるようになったら、フルネームを公開できたらいいと思います。

「仁」とは、皆さんご存知(?)孔子の唱える倫理規定「他人に対する親愛の情、優しさ」です。父親は息子に、その「仁」を備えてほしいという期待を込めました。息子である私は、その名にふさわしい人間になりたいと思いつつ、実際には、早くから落ちこぼれて競争もせず(できず)鬱に苦しみ、ときどき猫に癒やされる、アラカンで無職の、国からの10万円を待ち望む男です。優しさとは弱さではないですよね? だとすれば父親の期待は残念ながら裏切られたといえるでしょう。名付けた父親がすでに亡くなっていることが救いかもしれません。

ちなみに黒猫の画像(寝姿と顔のアップ)は妻の母が飼っていた「黒吉(くろきち)」です(平成20年夏没、享年推定13歳?)。私は黒吉との最期の別れの際、「友よ、また会おう」とメッセージを送りました。ビルの兄への思いに近いかもしれません。黒吉は、元々は野良猫ですが、縁あって義母に飼われることに。雑種でしたが穏やかな性格と、その美しい漆黒の毛衣が自慢でした。私は本当の飼い主以上に癒やされました。その感謝を込めて画像を掲載しています。私のnoteを読んだ人が少しでも癒やされれば、という祈りです。現在、私は10歳のロシアンブルー「メーテル」(由来は『銀河鉄道999』のヒロイン)のお世話をしています。星野鉄郎のような少年力が欲しい今日この頃です。

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