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普遍的に求められるデジタルマーケティング人材とは?

結論からいうと、企業風土に合うとか熱意があるとかは大前提ですが、デジタルマーケティングに限らず求められる人材は売上・利益(以下「売上」)を上げてくれる人です。生産部門でも非生産部門でも極論同じです。

よくある売上の方程式が以下です。

売上 =
客数(新規+既存+離反)×客単価(単価×点数)×購入頻度(間隔×回数)

ただ、なんだかロジカルすぎますね…以下はいかがでしょうか?

売上 =
課題や欲求を持った人の数 × 付加価値 × 会話頻度 × 信用・信頼


「客数=課題や欲求を持った人の数」「単価=付加価値」「購入頻度=会話頻度」と置き換え、あらたに「信用・信頼」を加えてみました。

人間味がでてきて分かりやすくなりませんでしたか?

業種や会社の規模によっても優先順位は変わると思いますが、求められる人とは、この各指標をプラスにしてくれる人だと考えています。

フリーランスなど個人でやる場合は各指標が平均的に必要かもしれませんが、組織であればどれかがぶっちぎっていても良いと思います。

少し分かりづらいので、ここからは各指標のことを掘り下げていきます。

1.課題や欲求を持った人の数


課題や欲求はニーズとも置き換えることができますが、大きく二つあります。一つは顕在的なもの。もう一つは潜在的なものです。前者は「今欲しい!」後者は「確かに言われたら欲しいかも!」というようなものです。

求められる人は、自社の商品・サービスで解決できる課題や欲求を持っている知り合いがたくさんいるだとか、その課題や欲求を持っている人をつれてこれる。また、新たにそれを創ることができる人です。

✔︎ 見込み客となり得る決済者の知り合いが多い人
✔︎ 商品営業ではなく提案営業ができる人
✔︎ マーケティングで多くの見込み客を集めることができる人 など


2.付加価値


付加価値とは商品・サービスに新たな価値を加えることです。商品・サービスを提供する上でかかる原価にさまざまな付加価値を付けることで当然高く売ることができるようになります。

求められる人は、自社の商品・サービスに関連する何かしらの権威性を有していることであったり、あらたに商品・サービスに権威性を持たせる取組ができたり、より顧客の課題や欲求を深堀して商品・サービスの改善や開発ができる人です。

✔︎ その分野の専門家として多くの人に認められている人
✔︎ 新しい商品・サービスの開発ができる人
✔︎ 誰でも売れる仕組みを作ることができる人 など


3.会話頻度


ここで言う会話とは直接会って話すことや、電話で話すことだけではありません。メールやLINE、または、何か記事を執筆し顧客との関係性の維持や向上させることを指します。

求められる人は、相手の気持ちを汲み取ることに長けていたり、コミュニケーションスキルが高く、多くの見込み客や顧客に対して長期的に良好な関係を築ける人です。

✔︎ 素頭がいい人(空気を読み・空気を変える)
✔︎ 先回りできる人(思いやりがある)
✔︎ 顧客の関心を引ける文章が書ける人 など


4.信用・信頼


つまるところ、ビジネスのすべてはこれに尽きると思います。信用は過去の実績。信頼は未来への期待です。信用・信頼いずれも期待できなければ、いい噂も悪い噂もすぐに広がる今、長期的に成長・発展していくことは難しいと言わざるを得ません。

求められる人は、その時その時だけでなく長期にわたり信用・信頼を築いてきた人。もっというならば多くの人に尊敬されている人です。

✔︎ 約束を守る人(安請け合いしない)
✔︎ 仲間が多い人 など


いかがでしたでしょうか?

「私なら全部の指標に貢献できる!」という自信満々な人はどこにいっても重宝される人材だと思います!

私もそうなりたいものです(笑)

「どの指標も貢献できないかも…」という人は、まずは今の持ち場(職場ややっていること)で努力することで自分の強みを見つけ、それを磨くきっかけになれば嬉しいです!

少しでも参考になったよ!という方は♡お願いします!

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