【3分読書メモ】外見戦略(川園 樹)を読んで
■基本情報
書名:外見戦略
著者:川園 樹
出版元: KADOKAWA
出版日:2018年3月
ジャンル:ライフスタイル
読書メーター:https://bookmeter.com/books/13411062
書籍内容(BOOKデータベースより)
国際イメージコンサルタントとして10年活躍する著者が語る最短で「理想の自分」になる方法。
■気になったポイント(引用文+コメント)
外見を変えたことで、外見から発信される「情報」が変わり、それによって周囲の人たちからの判断や推測が変わり、そして評価や感情が変わり、それが劇的な成果に繫がったからです。なぜならば、私たちの未来は、「周囲からどのように考えられ、どのように感じられるのか」によって決まる部分が大きいからです。
<メモ>自分のできる範囲で見た目を整える(印象を変える)ことが大事。外見を変えるだけで未来は確実に変化する。
人は一度マイナスの印象を持つと、それをプラスに変えるまでに、7~8回のポジティブな情報を受け取らなくてはなりません。
<メモ>損失分を取り戻すのが難しいからこそ、ファーストインプレッションを左右する見た目の手入れを怠ってはならない。
同じ内容を話しても「信頼される人」と「信頼されない人」に分かれます。それはプレゼン内容や技術が理由ではなく、「外見」と「話している内容」とが合っていないことによることが多くあります。なぜならば、「どのような外見なのか」によってメッセージの伝わり方が変わるからです。
<メモ>自信を持ってハキハキと喋ることができれば、多少プレゼンの内容が拙くても(もちろん内容もしっかり詰めるべきだが)、見た目の印象や態度である程度カバーできる。
人は、最初に与えられた情報で相手の印象を決めてしまう。その後に入ってくる情報は、この印象に適合するものは素直に受け入れられるが、そうでないものは捨てられるか、適合するように解釈されて、最初の印象に組み込まれています。
<メモ>初見の印象が良ければその後の印象も良くなり、大抵の出来事は好意的に受け取ってもらえる。逆に悪い・イマイチな印象を一度でも与えてしまうと、リカバリーするのは少々難しい。
非言語情報の影響力の大きさについて、『非言語コミュニケーション』の著者であり、ハーバード大学の博士であるアルバート・メラビアン氏が、話し手が聞き手に与える影響がどのような要素で形成されるかを測定したところ、●視覚情報(見た目・しぐさ・表情・視線):55% ●聴覚情報(声の質・声の高低・話す速さ・声の大きさ・話すテンポ):38% ●言語情報(話す言葉そのものの意味):7%、このように、視覚情報が55%を占めました。つまり聞き手が話し手を判断する際には、視覚が多くを担っているということです。
<メモ>もちろん個人差はあるだろうが、信頼度の高い情報と言える。「見た目なんて気にしない」と口では言っても、無意識レベルで外見を区別し印象付けしてしまうのが人間である。
【こんな人におすすめ】
・TPOを問わず客観的な印象を変えたい
・人間関係における外見の影響力を知りたい
・外見を整える手法を段階的に学びたい