世界最大の情報ビジネス企業を作り上げた方法 前半戦
はい
今回も早速学びになった記事をこちらにシェアしていければと思います。
今日は、世界最大の情報ビジネス企業を作り上げた人物からのレッスンをご紹介したいと思います。
この人物の名前は、マイケル・マスターソンと言います。
彼はインターネット上のニュースレター配信会社をひとつだけではなく、複数作り上げ、数百億円規模のビジネスにしてきた実績の持ち主です。
インターネットビジネスだけではなく、ホテルやレストランの経営にも携わっていますが、いまでは第一線から退いて、コンサルティングや執筆活動を中心に活動をしています。
今回は彼の著書である「Ready FIRE, Aim」のエッセンスをご紹介したいと思います。分厚くて内容が濃いので、読むのに一苦労しました。
「Ready FIRE, Aim」の冒頭に乗っている推薦文(Foreword)は、日本でも有名なジェイエイブラハム氏によって書かれています。これだけ見てもマイケルマスターソン氏がどれだけの信頼と実績を持っているかがわかると思います。
「Ready FIRE, Aim」では、ビジネスを次の4つのステージに分けています。
1.アイデアを実行に移す段階。売上で言えば、1億円以下。
2.初期成長段階。売上で言えば、1億円から10億円。
3.青年期。売上で言えば、10億円から50億円。
4.成熟期。50億円以上、数百億円。
私も含め、多くの人は情報ビジネスで数十億、数百億といわれてもピンとこないと思うので、ゼロから1億円の売り上げを達成する段階でどのような考えを持っている必要があるのかを見ていきます。この段階でもっとも重要なこととして語られているのは、“Making a First Sale”、つまり”いち早く最初の成約を獲得せよ”ということです。
自分の限られた時間のうち、8割を売ることに使う、そして2割は商品を開発したり、その他雑多なことに使えといっています。
これは自分の行動を見ていてもわかりますが、売ることに費やしている時間は意外と少なかったりします。インターネットビジネスをしているのであれば、E ブックを作ったり、無料レポートを作ったり、ウェブサイトを作ったりと様々な作業が発生してしまいます。
そしてそれらに時間がかかりすぎて、なかなか売りに出せない、PPC やジョイントベンチャーなどのマーケティングに時間を割けないというのは多くの人が陥りがちなパターンです。
さらに悪いことには、売ることに直結しないことをやっている時間を、ビジネスをしている時間と勘違いしてしまうことです。実際には作業をしている時間=ビジネスをしている時間とはいえないのがほとんどなのです。
メールマガジンを書いたり、セールスレターを書いたり、PPC を打ったりという売ることに直結する作業は、結構骨の折れる作業です。だからついついやりやすいその他の雑多な作業に時間を費やしてしまう。
マスターソン氏は、最初の成約をとるまではその先のことを考えるな、とまで言っています。
なぜならそのアイデアや商品が本当に良いものかどうかは、自分が判断するのではなく、市場に出してみてお客さんからのフィードバックをもらって初めて判断できるものだからです。
お客さんからの反応によっては軌道修正をしないといけないかも知れません。そのタイミングは早ければ早いほど良いので、早く売りに出せ、という話です。
このように書くと、“じゃあ、商品の質は悪くても良いのか?”という話になりますが、これには、ほとんどの業界では“OK レベル“で良い、すなわち”Best でなくても良い“と言っています。
これも同じく、その質が高いレベルなのかどうかは、実際にお金を払って購入したお客さんが決めるからだ、ということです。
その他、キーとなるポイントは以下のとおりです。
・ そのビジネスが成功するかどうかは、売ることにかけられる時間とお金の量に深くかかわっている。
お金がなければ時間をかけ、時間がなければお金をかけること。
・ 売り方は少なくとも最初はその業界のスタンダードに従うこと。なぜならば既にライバル会社がテストをしてくれているから。
・ コピーライティングの能力を身に付けること。自分自身がコピーライターになる必要は必ずしもないが、何が良くて、何が良くないのかは見極める必要がある。
・ 商品のアイデアはフレキシブルにしておくこと。最初のアイデアを過信し過ぎない。反応が悪かったら違うバージョンや違う価格で売りに出せるようにしておくこと。
・ 最初はライバル会社が行っているマーケティング手法をすべて行うこと。なぜならそれがうまくいっているから。
インターネットビジネスをしている我々にとって、大きなレッスンは以下の3 つでしょうか。
1.売ることに直結する時間とそうでない時間を明確に切り分ける。ウェブサイトを細かく作りこんだり、無料レポート、E ブックを細かく作りこむことは、手をつけやすいためについつい時間をかけてしまいがちですが、それだけでは売上につながりません。
2.完璧主義に陥らない。商品の作成、ウェブサイトの作成、その他のことについても、最初の段階では質よりもスピードを重視すること。
3.ほかの人や企業が行っているマーケティング手法や広告はすべてやってみる。(PPC、メルマガ広告、ブログ、ソーシャルメディアなどなど)
さて、最初の成約を獲得したあとは、最も成果の高い集客/戦略を見つけてそこに集中せよ、と書かれています。
これを彼は、optimum selling strategy(最適な販売戦略)といっています。
たとえば、PPC からの集客が最も効果が高いとわかったら、そこに時間とお金を集中する、アフィリエイトマーケティングが効果的だとわかったなば、そこに時間とお金を集中するということです。
先に“ほかの人や企業が行っているマーケティング手法や広告はすべてやってみる“と書きましたが、その中できちんと効果を測定し、もっとも成約につながるものを選び出すことが最初の一歩。
そしてそこに資源を集中させることが次のステップだということです。
私も最初は1 人で全て行っていたのでわかりますが、結局のところどこに自分の時間とお金を使うかで、そのビジネスが成功するかどうかがかなり決まってきます。
だから少なくとも初期の段階では、
・最初の成約をいち早く獲得することに集中し、そのアイデア/サービス/商品が市場に求められていることを確認する。
・どの集客方法が最も効果的なのかを把握する。そしてそこに集中する。
この2 ステップを肝に銘じて実行することが最重要事項だと言えるでしょう。
ハッとすること共通点があること色々と発見、学びがありますが頭でっかちに個人的にはなってしまうので(大量のインプットも大事ですが)気をつけなきゃなとふと思いました。
また後半戦も後日出していければと思います。
では!
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