卵巣嚢腫体験記⑦〜完〜
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『図書館は逃走中』デイヴィッド•ホワイトハウス
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読書が捗る捗る。
母を亡くし、ネグレクトかつ暴力的な父親とそのガールフレンドと暮らし、学校ではいじめに遭っている少年が、とある母娘と出会い、移動図書館で町から逃走する。
“本”をテーマにさまざまな工夫が凝らされており、作中に実在の文学作品が登場するのが嬉しい。
少年の境遇は作中で本人が自分と照らし合わせているように、マチルダやハリーポッターと似ているが、魔法が使えるわけでも空を飛べるわけでもない。
タイトルからイメージし