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私が一人旅をする理由

ここ数年、英語が特別得意でもない私が年に一度、海外へ一人旅をするようになってきて、みんなに聞かれる。

一人旅好きなんだ?

うーん。まぁ好きなのかな。妄想でなければ恐らく友達がいない訳ではなく、誰かといく旅も好きだし、特別にひとりが好きな訳でもない。改めてその理由を考えてみた。



達成感が味わえる。

一人旅のゴールは、生きて日本に日常へ帰ってくること。旅をしていると、思い通りにいかないことがたくさんある。時間通りに行かない、プラン通りにならない、失敗する。それでもどうにかして日本に帰ってくる。失敗したなと思っても、よくよく考えると結果的によかったことも多々ある。ああ、私大丈夫なんだな。なんとかなるな。これでいいんだなって日常生活に戻った時に思える。
私は、自己肯定感も自己評価も恐ろしく低い。何もできないけど、それでも楽しんで帰ってこれた私、すごい!って思える。笑


現地人になった気になれる。

性格上、せっかくのひとり旅だからゴージャスに!という思考にはなれず学生旅行のような質素でローカルなスケジュールを組みがち。むしろ、ノープランなのがここ最近の定石。。とりあえず現地に赴き、海外だと治安も考え現地人のような雰囲気を醸し出すのに必死になる。笑 慣れるまではいろんなルールがわからず、沢山失敗する。嫌な思いもたくさんする。でも、現地の人のことがなんとなくわかってくる。文化を知り、歴史を知れて、他人とコミュニケーションがとれる。ひとりなので、必然的に取らざるを得ないんだよね。いいことばかりじゃないけど、楽しいこともある。その度に現地語をまなびたいなあと、思って帰ってきて、何もしないのが現状。笑


息を吸う様に旅をするASAさんみたいになりたい。

彼と別れて落ち込んでた時も、男なんかほっといても寄ってくるんだから(実際そんなことはないが。。)、自暴自棄になって変な気を起こしちゃダメよ。そんなことより、あなたはせっせと旅にでもいきなさい。歳を取ると本当にいけなくなるのよ?見たことのないものや食べたことのないものと、沢山出会えるわ。
と励ましてくれた。彼女は休みを利用しては、一人旅をしたり娘と旅行したり。旦那さんとの不仲説もなく、毎日キラキラ楽しそうに生きている。彼女は私たちの大好きなおかあさ、、、いや、お姉様。

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