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石垣島 序章〜信じる気持ち〜


明日からすっかり気に入った、
2回目の小浜島への一人旅。


用意も準備万端!

家賃の入金も夜にネットバンクで行い、
最低限の生活のやるべきことはすべて済ませた。
そして何より、一番最初の難関、フライト時間に遅刻しない問題は、今回のフライトがお昼だから安心。



そう思って眠りについた。



目が覚めたのは、朝7時。
だるいなあと思いながらトイレへ。
フライトは昼だからまだまだ大丈夫と思い
布団へ潜り込む。



次に目が覚めたのは9時。
まだ大丈夫でしょう。
なんか今日は身体がだるいなあ。



そして、11時起床。

ギリギリかなあとか寝ぼけていたら、
昨日調べた余裕を持って着く電車の時間をとうに過ぎていた。



超青ざめる。




とりあえず服着る。
顔洗って、カバンを抱えて家を飛び出る。



とりあえず駅まで走る。



電車に乗り、時刻表を調べ直すと、
チェックイン終了到着3分前に駅に着く電車しかない。はいぱーギリギリ。



いや、いや、うそやん。
まさか飛行機乗れないとかないやろ。
向こうでフェリーやバスがないとかありそうだけど、そもそも東京出れないんかい。



そんなこと思いながら、
冷静に冷静に。



きっと乗り換え時間を走って短縮したらどこかの乗り換えで一本前に乗れるかもしれない。



もしも乗れなかったらどうするか。
明日のピーチの予約するか、今日の他の会社の便を調べるか。
いやいや、それはもし乗れなかった時に調べよう。



いつもどうにかしてきた。

きっと、今回もどうにか間に合うと信じよう。



渋谷着。
乗り換えダッシュするも早く接続できる便はなかった…。



押上駅着。

とにかくダッシュダッシュダッシュ。

最後のエスカレーターを駆け上っているところで体力の限界きた。




ああ…もう走れへん…。




さようなら…石垣島…。




電車のアナウンスが聞こえる。


「電車がまいります〜」



なんと!!!!まさか間に合ったか。

やっぱり信じるものは負けないんやな。


その場で崩れそうになりながら留まり、
エスカレーターで余裕の到着。


私の感覚だと、いつも使う××線の00分発は00分までにすでに電車が駅に着いており、00分に出発する。
京成線の00分発は00分に電車到着だったようで、ほんと救われた。
(いや、絶対たまたまだと思う。)


10分前にチェックインカウンター到着。


なんと手荷物検査のグラムが1.5キロオーバー。

先日、用意してた際はギリギリ行けるはずだったのになぜや。せっかく荷物しぼってきたのにここにきて。


「あと3分しかないので早く手続きしてください。」


朝、ハンドバッグに詰め込んだ化粧品などが誤算だったか…。どうにか1.5キロ抜けるものを考えたいところだが、タイムアップ。

リュックを機内預かりに回して3千円の出費。



ああ…。



いやいや。

でも、そもそもこの便に乗れないと思っていたのに乗れたことを考えるとプラス3千円で済んだと思えば全然よいではないか。


落ち着きを取り戻し機内へ。


機内では、めちゃ久々に千鳥食堂を観て、
めちゃくちゃ笑った。
お笑いっていいもんだな。
ちゃんと見てあげようと上からな考えと
上げてもらったテンションで、
無事に石垣島入りした。




サムネはピーチではなくANAで。

つづく。


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