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中日ドラゴンズファン必見!全日本大学野球選手権迫る!

こんにちは、ばやのりです。プロ野球交流戦も半分のカードを消化、高校野球は春の地方大会が着々と終わりを迎え夏に向かって動き出し始め、本格的な野球のシーズン開幕と呼べる暑さにもなってきました。そして大学野球は最も注目される大会である全日本大学野球選手権が6/6(月)から始まります。今回はその全日本大学野球選手権についてまとめてみました!

1.そもそも全日本大学野球選手権って?

まず、知らない方も大勢いると思うので、全日本大学野球選手権(以後選手権)について解説していこうと思います。そもそも大学野球には大きく2つの全国大会があります。選手権とは、に行われる大学野球の頂点を決める大会であり、秋に行われる明治神宮野球大会(以後神宮大会)と並ぶ2大大会のうちの一つです。この大会では全国26連盟で行われる春のリーグ戦を戦い集まった代表27校トーナメント形式で優勝を目指して東京ドーム、神宮球場で戦います。対する神宮大会は全国26連盟から11校を選びます。選手権は高校野球でいうところの「夏の甲子園」、神宮大会は「春のセンバツ」でイメージすると分かりやすいかと思います。そしてこの選手権は今年で71回目を迎える長い歴史と伝統のある大会でもあります。

2.中日ファンが見るべき3つの理由

軽く選手権について説明しましたが、「なんで中日ファン必見?」と思った方ももちろんいると思います。ここでは3つの理由を上げつつ、本大会の注目ポイントをまとめてみました

①中日にゆかりのある大学が出場する!

1つ目は今年の選手権に注目にゆかりのある大学が出場することです。その大学とは、明治大学大阪商業大学上武大学です。各大学について見ていきましょう。

明治大学
明治大学は東京六大学野球連盟代表として3年ぶり19回目の出場を果たしました。
OBには、右のエースとして活躍する柳裕也投手、「マスター」の愛称で親しまれる攻守に安定した阿部寿樹選手がいます。
通算2位となる6回の優勝経験(1位は法政大学の8回)があり、史上最長となる12年連続プロ輩出記録を持つなど、実力、人気共に抜群のチームです。


大阪商業大学
大阪商業大学は関西六大学野球連盟代表として5大会連続12回目の出場を果たしました。
OBには、第二捕手としてチームを支える桂依央利選手、俊足好打のヒットメーカー滝野要選手、抜群の切れ味を誇るスライダーを持ち先発としても期待される橋本侑樹投手、甲子園優勝経験もありパワフルな打撃が持ち味のルーキー福元悠真選手がいます。
こちらも近年多数のプロ野球選手を多く輩出しており、過去5年で3人が中日から指名を受けるなど、ここ最近は特に中日と関わりが深いです。

https://shodai-baseball.net/

上武大学
上武大学は関甲信学生野球連盟代表として3大会連続18回目の出場を果たしました。
OBには、終盤の代走に守備固め、意外性のある打撃でチームに欠かせない存在となりつつある加藤翔平選手、2021年のドラフトで1位指名を受け活躍が期待されるルーキーのブライト健太選手がいます。
この3チームでは一番歴史が浅いですが、過去に1度だけ優勝経験のあるチームであり、プロ野球選手もしっかり輩出しています。


特に明治大学と大阪商業大学は連盟のリーグで完全優勝(勝ち点を落とすことなく優勝)を果たしており、ファンの間でも今大会の優勝候補に挙げられるチームでもあるので、是非ともこの3チームに注目してみましょう。


②竜の未来が見つかるかも!

2つ目は中日ドラゴンズの選手になる選手が出てくる可能性があることです。出場する各チームが優勝を目指して争うこの大会ですが、プロを目指す選手からしたらスカウトに自分を売り込む格好の場となります。去年は隅田知一郎投手が初戦で破れるも8回1失点14奪三振という強烈なインパクトを残し、4球団から1位指名を受けました。

また、ブライト健太選手も6試合で打率.615本塁打2本5打点という大暴れを見せ、中日から単独1位指名を受けました。

選手権での活躍がプロにアピールする絶好の機会であることはもう分かってもらえたと思います。
ただ、今年は単純にそれだけではありません。ドラゴンズのチーム事情や今年のドラフト市場を考えると、大学生が多く指名される可能性があるからです。具体的にドラゴンズの手薄な部分を挙げると、投手、捕手、二遊間でしょうか。そして今年の選手権にはそのポジションのドラフト候補が多く出場します。(★マークは6月18日からの日本代表選考合宿参加メンバー)

投手には神野 竜速かみの りゅうどう投手(神奈川大学)、木村 光きむら ひかる投手(佛教大学)、加藤 泰靖かとう たいせい(上武大学★)、伊原 陵人いはら たかと投手(大阪商業大学)、金村 尚真かねむら しょうま投手(富士大学)、青山 美夏人あおやま みなと投手(亜細亜大学★)、大石 晨慈おおいし しんじ投手(近畿大学)、久保 玲司くぼ れいじ投手(近畿大学)、高坂 綾たかさか りょう投手(千葉経済大学)、眞田 拓さなだ ひらく投手(名城大学)などがいます。

捕手には蓑尾 海斗みのお かいと選手(明治大学★)、土井 克也どい かつや選手(神奈川大学)、平松大輝ひらまつ だいき選手(環太平洋大学)、松山 翔太まつやま しょうた選手(宮崎産業経営大学)、小山 忍こやま しのぶ選手(上武大学)、碓井 雅也うすい まさや選手(大阪商業大学)、石伊 雄太いしい ゆうた選手(近畿大工学部)、野口 泰司のぐち たいし選手(名城大学★)などがいます。

二遊間には村松 開人むらまつ かいと選手(明治大学)、小松 勇輝こまつ ゆうき選手(東海大学)、原田 洋輔はらだ ようすけ選手(静岡大学)、 田中 幹也たなか みきや選手(亜細亜大学)、友杉 篤輝ともすぎ あつき選手(天理大学★)などがいます。

彼ら以外にも、杉澤 龍すぎさわ りゅう選手(東北福祉大学★)、門叶 直己とがの なおき選手(上武大学)らも注目選手です。
4年生以外では、蒔田 稔まきた みのる投手(明治大学③★)、宗山 塁むねやま るい選手(明治大学②★)、上田 希由翔うえだ きゅうと選手(明治大学③)★、堀越 啓太ほりこし けいた投手(東北福祉大学①)、進藤 勇也しんとう ゆうや選手(上武大学③★)、佐藤 啓介さとう けいすけ選手(静岡大学③)、上田 大河うえだ たいが投手(大阪商業大学③)、高 太一たか たいち選手(大阪商業大学③)、渡部 聖弥わたなべ せいや選手(大阪商業大学②)、坂下 翔馬さかした しょうま選手(近畿大学③)、松本凌人まつもと りょうと投手(名城大学③★)らも注目です。


③レベルの高い野球が破格の値段で見られる!

3つ目は「レベルの高い野球が破格の値段で見られる」です。ぶっちゃけもう中日ファンとか関係ないですね(笑)。決勝戦以外は1日2試合以上を、チケット1枚(前売り券1400円、当日券1600円、当日学生券800円)で見ることができます。普段プロ野球に行く方なら分かると思いますが、この値段ははっきり言って破格です。プロ野球でも大卒の選手が即戦力として活躍していることを考えれば、レベルの高さが伺えるでしょう。

現地に行けない!という方もご安心ください。Jスポーツオンデマンドでは全試合を中継、見逃しありで配信しています。ドラゴンズファンの方なら登録されている方も多いかと思います。まだ登録していない方も1980円で登録出来るので、是非ともどうぞ。

この大会は大学野球とはなんたるかを知ることが出来る絶好の機会だと思います。これを気にみなさんに大学野球にの魅力に気づいてもらえるととても嬉しいです。
読んで頂きありがとうございました。

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