見出し画像

第4章 Giveする側へ

第3章ではついに学校を転学し、魂が揺さぶられるような決定的な体験をしたのでした。

第4章では、第3章での体験が原点になり自信を身につけたことで、さまざまなことを”カタチ”にしていきます。
私は人が変わる段階には2段階あると思っていて、まず意識のベクトルが自分に向ている状態で、自分に満たされる必要がある。次に意識のベクトルが外側に向いていき他者や社会に影響をもたらしていく段階。それの段階を順番に踏む人もいるだろうし、2段階目をやりながら1段階目をクリアする人もいるだろうと思います。
第4章からは、私のベクトルが外側に向いていきGiveする側を経験していきます。

最高のゲストハウス

第2章で登場したPCAで出会った方に紹介してもらってあるゲストハウスに一週間泊まることになった。ここでの一週間は信じられないほど濃かった。

初イベント企画

まず初めてのイベント企画をすることになった。題材に選んだのは”クリスタルボウル瞑想会”。正直恐怖も不安もありまくりだったけどそれを乗り越えたかったから機会をもらってありがたかった。結果はうまくいったとはとても言えないけどそれも成長の途中過程だと思いたい。

ヒッチハイクのプロとヒッチハイク

そのゲストハウスのオーナーさんはヒッチハイクのプロだった。乗せてもらった累計台数はなんと2,000台を超えるという。そのヒッチハイクのプロが一緒にヒッチハイクをする機会をくれた。
彼は”まっすぐ”しか掲げない通称「まっすぐおじさん」。ヒッチハイクと言えば行き先を書いて掲げるのをイメージしていたからまず困惑した。すぐさま驚愕が来た。
行きでまっすぐと掲げていたのを見てくれていた人がいて、なんとその方が偶然帰りの道でも私たちを見かけて声をかけて乗せてくれたのだ。
行き先を書けばそこに向かう人しか止まってくれなくなるから可能性はだいぶ下がるが、まっすぐなら通る車全てが対象になるし、おまけに面白いと興味を持ってくれた人が止まってくれやすくなる。「これがまっすぐ効果か…」とまっすぐの凄さを痛感した。

クリスタルボウルヒーリング

このゲストハウスに行くまでは予期していなかった一番の出来事がこれ。
このゲストハウスでヘルパーをされていた常連の方が、「クリスタルボウル持ってるなら俺にヒーリングしてよ。んでそれに自分で値段つけてよ」と言ってくれたのだ。自分の表現に値段をつけてお金をもらうという体験は一生ものになるからと。
結果、やってみるとうまくいき。泊まってる間の一週間で5人もの人にセッションをさせてもらった。2枚も3枚も自分の殻を破れたような気がした。声をかけてくれた人には言い尽くせない感謝をしている。

ピースダイアログ

PCAからの繋がりで、修学旅行で来ている中学生に平和公園のガイドもした。
経験者のガイドを受けると、それはただのガイドではなく一貫して伝わってくるメッセージがあって、自分にしか表現できないメッセージはなんだろうと模索しまくった。結果、本当にやりたいことをするために学校を辞めた経験は同世代に響くと知った。中学生にも何かしらのものが伝わったようで未来に希望を感じたし、こちらも彼らの純粋さから受け取るものがあった。

manakiと京都と九州〜屋久島

manakiとは心と身体の調和を目的としたシンプルな気功法で、ただ、今に意識をおくことで本来の自分自身で生きることができる。私のクリスタルボウルヒーリングがmanakiに近いと言われ気になっていたのもあってそのイベントに参加した。結果、いつでもどこでも簡単に本来の自分自身の状態に戻れるようになった。
manakiについて詳しく知りたい方はこちら↓

そして面白いのが、そのmanakiのイベントに参加したメンバーのうちの四人で気付いたらその後一緒に京都と九州〜屋久島に行っていたこと。10時間かけて縄文杉までも登ったし、数々のドラマがあって。忘れられない思い出と経験をした。

このプチ旅で、あのヒッチハイクのプロとしたヒッチハイクが活きる。広島→京都と鹿児島→広島の長距離ヒッチハイクを行なった。広島から京都ではまさかの一台で到達したし、鹿児島から帰る時に至っては夜中のヒッチハイクで。自分からきっっても切り離せない経験をしたし、ここでは割愛するけどまたたくさんのご縁に包まれた。人類みんな家族だとまた思わされた。

屋久島にてウィルソン株のハート

家族大集合

兄姉弟妹

久しぶりに家に帰ってくると栃木に住むおばあちゃんおじいちゃんと岡山に住む姉が来ていた。そして、茨城に就職したまま一度も家に帰ってきていなかった兄が、サプライズで帰ってきた。しかも彼女を連れて。9人の大所帯だ。

旅中の非日常ではずっとどこかに向かわなければならないからどこかに不安があったりする。帰る家があるというありがたさ、親のありがたさを深く深く感じた出来事だった。
本当は非日常を味わわなくても当たり前の日常に感謝できるのが良いのだと思うが、私は非日常によって日常のありがたさを感じた。
こうして当たり前の日常を全力で味わい尽くすのが一番大事だと一周回って気づくこととなった。

第4章閉幕

書いていないけど他にも奇跡のような出来事はたくさんある。けどいろいろやった飛躍の一年で気づいたのは、もう何をやっても良いということ。
自分の中に原点があり自分に満たされている状態を一度知ったなら、もう何をやっても良い。ありがたく受け取った恩は自然と次の人にGiveしたくなる。
世の中にはそうした循環が成り立っていると知った。
2022年が怖いほど楽しみだ。








この記事が参加している募集

#振り返りnote

86,494件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?